レスポンス広告を出すだけでは不十分

レスポンス広告を出すだけでは不十分 マーケティング
レスポンス広告を出すだけでは不十分
 
レスポンス広告の作り方について昨日は話しました。昨日の最後にお話しした費用対効果・数値測定についてお話しします。レスポンス広告は、作って出すだけでは本来の目的の半分の意味しかありません。出した後の反応を測定してレスポンス広告なんです。今日はその事についてお話しします。
 

とりあえずなんでも数値化

正直に言って、これとこれの数値を測定してくださいと特定はできません。後でどんな数値が必要になるのか、自分次第なところがあります。とりあえず、私個人的なものを言うと、基本的には5W1Hの「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という具合です。具体的には、いつチラシを入れたのか⇒日付・曜日、どんな広告か⇒紙のサイズ・厚さ・印刷方法など、どこへいくつ⇒広告を入れた地域と枚数、その費用は⇒印刷代・折込料、その反応⇒何人・問合せ日・成約日・売上げ金額、最後に以上の分析⇒顧客獲得単価・費用対効果。ざっと書くとこんな感じです。これを参考にしてもらってあとは、自分で足したり、引いたりしてみてください。ただし、最初はできる限りの情報を蓄積しておくことをおススメします。後でいらないという選択はできますが、後からこの項目の測定数値といってもできません、、、。
 

数値化測定の意味

何でそこまでして測定しなければいけないのか、例えば折込広告を毎週少数でもいいから続けたとします。そうすると年間約50週分の測定値が集まります。それをただただ測定したままにしておけばただの数値ですが、その蓄積された数値データを分析してみると、広告の反応の良い時期とか悪い時期を客観的に見ることができます。そして、そのデータからなぜ反応が悪かったのか仮説を立てることができます。その仮説に基づいて、別の広告を試してみて反応を見る。そうすることによって、時期により広告を変えることによって毎回一定数のお客が反応してくれる広告戦略が取れると良くないですか。
また、広告でこの地域に折込むと反応は良いが、こっちの地域だと全然反応がないとした場合、この地域には別商品の広告をやってみるとか、改善点が測定することでわかるようになります。レスポンス広告の良いところはここなんです。数値を測定することで、その数値を分析して、仮説を立てることができます。それを検証する。後は、これを繰り返すだけなんです。
 

どうして失敗だと思うのか

レスポンス広告には、失敗という2文字は存在しません。いくら広告の反応がゼロであろうとも、反応がないという数値としての結果でしかありません。あなたが失敗だと思うのは、場当たり的な行動で広告をするからです。1回や2回広告を出して、反応がない、、、で失敗は私からすれば当然のことです。そこでやめるから失敗なのであって、あきらめずに反応が出るまで改善し続ければ失敗は成功の材料でしかありません。途中であきらめないで下さい。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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