儲かる顧客リストと儲からない顧客リスト

儲かる顧客リストと儲からない顧客リスト マーケティング
儲かる顧客リストと儲からない顧客リスト
 
あなたの顧客リストはどんな状態でしょうか。どんな状態でしょうかと言われても答えようがないですか。あなたは、顧客リストを活用できているでしょうか。マーケティングの世界では、この顧客リストがあれば、後は何もいらないといわれている大事なものです。マーケッターのTOPになると、今日すべてなくなったとしても顧客リストだけ残っていれば90日あれば現状に戻すことができると言われるほどです。それだけ大切なものになります。日本でも江戸商人は火事が起きた時、真っ先に顧客台帳を井戸に投げ込んだと言われています。顧客台帳は、こんにゃくノリで加工されており、水に浸っても文字が消えなかったという事です。そこまで、大事にされているものです。あなた顧客リストはどうでしょうか。
 

あなたのリストは住所録ですか顧客リストですか

あなたの顧客リストはどんな情報がありますか。個人事業主の方によく見られるのが、お客様の氏名と住所と連絡先の記入してあるものです。残念ながらこの状態では顧客リスト呼べるようなものではありません。ただ単に住所録です。1年に1回年賀状を送る程度ではないですか。それでは、そのリストは生かし切れていません。正直言って、顧客リストは資産と言われているものです。もっと、あなたの顧客リストを資産価値のあるものに変えた方が良いでしょう。どうしたら、住所録から顧客リストに変わるのか、、、。
 

住所録を顧客リストにする その1

住所録からいろいろな個人情報を付加していくことで、住所録から顧客リストに変化していきます。家族構成から職業、年齢、生年月日などなど、付き合いが長く多いお客様になればなるほどその情報は蓄積されていきます。そのデータがあなたのお店のスタッフ間でも共有されていればもう最強でしょうね。そこまで行くにはかなり大変だとは思います。
情報自体がたくさんあることで、リストの数が少なくてもセグメントすることで、利用価値はどんどん上がっていきます。ちなみにセグメントとは、市場の中で共通のニーズを持ち、製品の認識の仕方・価値づけ・使用方法、購買に至るプロセス、すなわち購買行動において似通っている顧客層の集団のことです。ここでは、リスト内をセグメントすることでその小さな集団に適した提案をすることが可能になります。あれこれ構わずにリストみんなに送っていては、適切な提案が出来ないので、顧客リストを有効活用するには良いと思います。 
 

住所録を顧客リストにする その2

住所録にそれぞれのお客様の累計購入金額や購入回数などのデータがあれば、顧客をランク分けすることも可能になります。ランクにはそれぞれ特徴のあるランク分けもできるでしょう。そのランク分けした顧客の特徴にあった提案をすることができます。先程のセグメントの一つです。特に優良顧客と言われているランクの方にはひいきにしていただいているので、こちらもひいきするとこのランクの人達はまたあなたの商品を購入してくれます。
また、顧客を管理することで、最終購入日から何日経過したら休眠客と位置付けて復活のしてもらうプログラムを行うこともできます。顧客リストを有効に活用することであなたのやることが非常にわかりやすくなってきます。
 

顧客管理をする最終目的は

何故、ここまで顧客リストのことをお話しするのかというと、商売の最終目的はLTV(ライフ・タイム・バリュー/顧客生涯価値)をどのくらいまで高めることが出来るのかということです。それには顧客リストの管理は非常に大切なファクターになります。詳しくは、また別の機会にでもお話しします。あなたはどこまで考えらえますか。まずは、住所録から顧客リストへ少しずつレベルアップさせてください。ちなみにLTVとは、一人、あるいは一社の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したものです。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

コメント