売り手と買い手のギャップを埋める

売り手と買い手のギャップを埋める マーケティング
売り手と買い手のギャップを埋める
 
お店をしているあなたは売り手ですが、買い手でもあります。その買い手の時に体験したものを売り手の時に利用できるはずなんですがそれをしていません。というか忘れているといっていいんでしょうか。関係が無いものと思っているのでしょうか。ほとんどの方が、買い手の時の貴重な体験である思ったこと、こうしたらと良いのにとか、これは嫌だなぁと思ったことを生かしていません。そして、売り手になったとたんに、あなたか買い手だった時に嫌だと思ったことを買い手にやってしまっています。これは、よくよく考えないとあなたが買い手の時と売り手の時をつなげることはできません。誰もそんなことを意識しないですから、でもここであなたの買い手の時の体験で嫌だと思ったことを売り手の時に活用できればあなたのお店も変わっていきます。
 

商品ではなく感情が欲しい

あなたは買い手の時、商品を買いにそのお店に行っているのでしょうか。よく考えてみてください。商品は買いに行っていないはずです。では、何を買いに行っているのかというと、商品を購入した後に得られる感情が欲しいために商品を購入しているんです。これは非常に重要です。商売の仕方が変わってくると思います。現に私は変わりました。わかりやすい例えを言うと、ダイエットです。あなたはダイエットという商品を購入するためにジムに通いますか。サプリメントを購入しますか。ジムやサプリメントを使用して痩せたいとか。水着を着るためにとか。子供にかっこよく思ってもらいたいとか。メタボを直したいとか。様々な目的があると思います。でも、そうなりたいからジムやサプリメントを購入するのではなくて、その先にある感情が欲しいんです。痩せたい→モテたい、水着を着る→注目されたいとかキレイと言われたい、子供にかっこつけたい→尊敬されたい、メタボを直す→恥ずかしい思いをしたくないなど、この他にも人によっていろいろな感情が欲しいためにダイエット商品を購入します。
 

困りごと悩みごとを解決する商品を売る

商品を購入する人は何かに困ったり悩んだりしてそれを解消するために商品を購入するんです。これは商品を購入するほとんどの方に言えることです。何かに困っている悩んでいるということは、当然解決してくれる商品をお客様は探しているんですが、あなたはそれを販売していないんです。もう少しわかりやすく言うとあなたは商品を販売していて、お客様は困りごと悩みごとの解決する商品を探している。ここにキャップがあるのがわかりますか。お客様はあなたの商品が自分の困りごとや悩みごとを解決する商品なのかどうか考えなくてはいけないんです。売り手であるあなたはお客様の悩みはこの商品で解決できると思っているんですが、広告にはどこにもそんなことは書いていない。もし書いてあったとしても目立たないところに書いてあるのでお客様は読まないんです。このギャップを埋めるにはあなたの方からお客様へ歩み寄らなければ解決はしないでしょう。商品ではなく、困りごと悩みごとを解決する商品を売るということです。でも、どうやって売るのか。
 

お客様に反応させる

あなたがいままで作成した広告があるのであれば、それを見てください。そこには、何が書いてありますか。大体が広告の一番大切な部分に商品名や○○セールとか大感謝祭みたいなことが書いてあるはずです。お客様は誰も商品名なんて気にしません。自分の困りごと悩みごとが解決できるのかだけです。であれば、お客様の困りごと悩みごとを解決できる商品はこの商品ですよと広告の目立つところに記載した方がお客様はその広告に反応します。広告についてはまた別の機会にもっと詳しくお話ししたいと思います。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
 

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