
マーケティングを勉強し始めてからずっと折込広告をやってきました。それが、最近になって、その折込チラシの反応数と質が落ちていることを実感しています。これは何かがズレている証拠です。このズレを解消しないと反応数・質ともにまだまだ落ちていく可能性があります。どこかで手を打たなければ、折込チラシ自体の反応がなくなるとまずいので、ちょっとテコ入れをしないといけません。ただ、どこをどうテコ入れしたらいいのかが問題になります。
基本中の基本
このブログで何回か話したことのある三つの M あなたは覚えているでしょうか。マーケット・メッセージ・メディアです。この三つに折込チラシがマッチしていないと反応がありません。それが下降気味であれば、この三つの M のどこかでマッチしていない項目があるということです。そこで一つ一つ分析していきたいと思います。まずはマーケットです。
マーケットにお客さまはいるのか
このマーケットには市場という意味とターゲットという意味が入っています。まずは市場ですが、リフォーム市場に関しては、異業種からの参入がまだあるところを見るとまだまだ市場としては終わっているものではないです。 私のターゲットに関しては、約2万世帯を商圏にして年齢的には50代半ばから70代前半の層がターゲットです。大体5000世帯ぐらいでしょうか。そう考えると10パーセント弱ぐらい私の顧客になっているので、もう市場規模からすると限界なのかもしれません。ちょっと詳しく分析したいと思います。そして、ターゲットを変えるか商圏を変えるかの対応を検討します。
そのメッセージで伝わるのか
基本的に昨年の一番反応の良かった折込チラシを今年も入れています。それで先に言った反応数と質が落ちてきています。メッセージ的には全然いじっていないので、もう飽きられてしまったのか?先ほどのターゲットではないが、ターゲット層を食い尽くしてしまったのか?はちょっと微妙なところです。しかし、元々のメッセージが真ん中にヒットしていなかったのかもしれません。的に辛うじてかすっていたのでは元も子もありません。ズレれば反応数や質が落ちるのは当たり前です。真ん中にヒットしていれば少しのズレでは、そんなに変わりません。もっとターゲットのリサーチが必要なのかもしれません。
そのメディアにお客さまはいるのか
折込チラシに関してはターゲット層から考えるとズレてはいない媒体ではあると考えます。ただし、新聞の配布数の減少を見る限りでは、紙媒体だけではこれからは難しいという実感があります。紙媒体とオンラインの施策を併用してあげないとターゲット層を網羅することができないと思っています。
最後に
三つの M の改善点を報告します。マーケットに関しては、新たな商圏へとターゲット層の変更。メッセージではターゲットへの更なるリサーチ。そして、メディアでは新聞媒体の減少の穴を埋めるための施策の検討。
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
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