痛み・悩み・困りゴトが強いと価格は関係ない

痛み・悩み・困りゴトが強いと価格は関係ない マーケティング
痛み・悩み・困りゴトが強いと価格は関係ない
 
人間のやることはすべて、痛みを避けて、快楽を得るためにやっていると言われています。そして、この世にあるほとんどの商品は問題を解決するものです。痛みという問題を解決したいのか?快楽という問題を解決したいのか?あなたの商品もこのどちらかに分類できるはずです。この痛みと快楽なんですが、痛みを避けたいという欲求の方が人間には強く行動も素早くなります。そして、ほとんどの商品は痛みを解決するためのものに分類されます。
 

痛みを避ける

あなたはいままでこんなことを考えて商売というか仕事をやかったことがるだろうか。私は無かった。なので、このことを知った時は結構な衝撃を覚えたが、このことをよくよく自分の過去に当てはめてみると納得のいく場面が相当数出てきた。本当なんだぁ。改めて自分の無知さ加減が良く分かった瞬間でもあった。
それからというもの広告はお客様の痛み(悩みや困りゴト)にフォーカスした訴求をやっている。すると、リフォーム業でも1,500枚~2,000枚を2回~3回折込広告を出せば反応が取れるようになってきた。枚数で言うと3,000~6,000枚くらいでしょうか。これは業界の標準値よりはいいです。
 
そして、痛みに訴求する広告を継続して出していくとあることが実感としてわかるようになった。それは、痛みが強いや大きい人程高くても依頼をすぐにしてきます。見積もりはいいからやって欲しいと依頼が来ます。なので、商品価格を上げたいとか商品単価を上げたいのであれば、痛み・悩み・困りゴトが強いお客様を見つけると良いでしょう。基本的にあなたが今までやってきた広告では、この痛みが強い人があなたのお店に来ることはないと思います。それは、痛みに訴求するような広告を作っていないからです。
 

痛みが強いと価格は関係なくなる

痛みが強いとどうして価格が関係なくなるのかお話しします。痛みが強いとどうしてもそれを直したいという欲求が強くなります。痛みが弱いとその痛みと弱さにもよりますが、直っても直らなくてもどっちでもいいという感じになります。これは、お金がかからなければ直すけど、あまりお金がかかるようであればこのままでもいいということになります。これが痛みが強いと高くても購入する人の行動原理みたいなものです。
 
もう一つちょっと違う角度から価格について考えてみてください。例えば、あなたは心臓に病気を患っています。手術すれば治りますが、手術をしないと生活に支障がきたします。その手術費は200万円です。どうします手術を受けますか?その時に、違う病院からその手術だったらうちでは10万円でやりますよと言った場合、あなたはどちらを選びますか?それともどちらもやりませんか?大概の方は200万円の方を選ぶはずです。高い方を選びます。この時の人間心理はどうなのでしょうか。このようなことをあなたの商品でもできるようになると商品の価格を安くするのではなく高くした方が売れるようになります。
 

最後に

価格を下げることは、小学生でもできます。あなたは個人事業主です。大企業の社長ではありません。少しの失敗でも方向転換は容易にできます。なので、思考を停止させずに考えてみたらいかがでしょうか。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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