あなたのお店に来店する新規顧客は全員がリピートしてくれるでしょうか。100人のお客さまがあなたの対応できる限界だとして、100人の新規顧客が100%リピートしてくれるのであれば新規集客する必要はないです。しかし、100人の顧客が100%リピートするということはまずあり得ません。何%かの顧客はあなたから離れていきます。であれば、新規集客をしてその穴埋めをしないと顧客の数がどんどんと減ってしまいます。商売を続ける限り集客は続けなければいけないと言っている意味はここにあります。
あなたの商売をザルと考える
何のことかと思うかもしれませんが、あなたのやっている商売をザルだとイメージしてください。新規集客で来たお客さまはそのザルに溜まります。新規顧客はあなたの商品やサービス・アフターフォローなどによって、気に入らなかったり、合わなかったり、嫌な思いをしていれば、そのザルの穴から溢れて行きます。そのお客さまはあなたから離れていきます。これは既存顧客でも同じことが言えます。だから100人新規顧客を集めたとしても100人全てが既存顧客になりリピートしてくれることはまずありません。先ほども言った、あなたの商品やサービス・アフターフォローなどによりどれだけお客さまが満足するかによって、そのザルの穴の大きさが変わります。それは何人落ちて、何人残るのかに直結します。
穴を小さくしたり、ザルを大きくする
あなたは商売をやりながらザルの穴の大きさを小さくするために実践をして改善していかなくてはいけません。それは商品やサービスのスキルであったり、アフターフォローの仕方であったり、商売のシステムであったりするわけです。それでも、そのザルの穴は無くなりボールになることはありません。また、順調に商売をやりある一定期間が経つとザルの大きさを変えようと検討する時も必ず来ます。これは全てが売上げを上げる行為になります。
穴から漏れたお客さまを足す
ザルの下部からは常にお客さまたちは漏れています。なので、新しいお客さまを常に集めていかなければいずれは顧客がゼロになってしまいます。そうなってからでは遅いのです。お客さまをあなたのザルにいっぱいにする必要はないかもしれませんが、最低でも損益分岐点以上のお客さまを確保しておかないと生活することもできないですし、商売を継続することもできません。こう考えると常に何人以上のお客さまがいないといけないとか、月に何人以上来てもらわないといけないということは把握できると思います。ちょっと余談でした。また、少し前の記事とかぶるかもしれませんが、あなたのザル自体を大きくしたり小さくすることは可能です。それと同じように集客を続けることによって、ザルの許容をオーバーさせるほどお客さまを集めることも可能です。オーバーさせるということはお客さまが溢れるということ。ザルの下で漏れるお客さまはいるものの、そのお客さまはあなたの意図しないお客さまが穴から漏れます。でも、ザルをオーバーする上の方からのお客さまは誰をオーバーさせるかあなたが選ぶことができます。
最後に
お客さまには失礼な話かもしれませんが、それでもあなたが商売をやっている限りは集客を続けザルの穴を小さくするために色々とテストと改善を繰り返さなければいけません。これはあなたが商売を続ける限り永遠と繰り返されるわけです。何もイメージしないのとザルをイメージして行動するのとでは明確さが違ってきます。 あなたもザル自体をイメージしてその大きさや穴の大きさを変える努力をしてみたらいかがですか。
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
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