お客様は忙しいから広告は見ない

 

あなたが自分で作った広告を新聞などに折込んた時は結構期待したりしませんか。以前の自分は結構期待していました。これだけ考えてこれだけお金をかけたんだから1件2件くらいは問い合わせの電話が来るものだろうと思っていました。でも、、、実際は電話はかかってこないんです。そして、凹んでこんな反応ならやらない方がいいやということで、しばらくやめて、でも、お客様もあまり来ないから何かやらないといけない。だったら、また広告をやるでも、反応が無いとこんなことを繰り返していませんか。正直言って私は繰り返していました。こんなことってあなたはなかったですか。

 

基本的にお客様は広告は見ていないんです。普段の生活で忙しいのでそんなに注目して見ていません。見ているのは、飲食のスーパーくらいでしょうか。折込み広告を見て、1・2秒くらいでその広告が必要なのか必要でないのかを判断します。そして、必要と判断した広告だけを抜き取って後からじっくりと広告の中まで見るのですが、この1・2秒の判断から必要な広告として抜き取ってもらうために何をしたらいいのかを考える必要があります。反対に1・2秒で選んでもらえなければ見てもらえません。ほとんどの広告がこのような広告になります、だから、どんな媒体でも広告を出す時はあまり期待はしないことです。これは、前提条件として頭に入れておいた方が良いでしょう。

 

でも、お客様はいつどんな条件というか状況で広告を見ているのでしょうか。これってなかなかというか全然わからないですよね。もし、あなたが本気で集客をしたいのであれば、お客様に聞くことをおすすめします。何を聞くのかというと、いつの広告を見たのか。なんで見たのか。なんでいま連絡したのかなどです。でも、こんな質問をしてもお客様自体は正確にはわからないんです。だって、普段そんなこと考えていないですからね。でも、聞くことによって新しい発見や集客や商品開発のヒントも聞けるかもしれません。お客様にいろいろと聞くことは結構重要なことなんです。聞くことでどのタイミングで広告をだしたらいいのか。どんな広告のキャッチコピーだったら反応するのかがわかるかもしれません。

 

以前というか結構頻繁にこんなことがあります。同じような広告を以前から同じ地区に折込んでいてる時、問い合わせがありました。お客様のお宅に行ってお話を伺った時にお聞きしました。以前からこの地区には同じようなチラシを折り込んでいたのですが気が付きませんでしたか。回答が面白いです。そのほとんどが「知らなかった」「始めて見た」と答える方が多いです。以前、私の折込んだ広告に気付かなかったと答えています。これは、以前は興味が無かったので目に入らなかったのです。逆に「以前から知っていた」という方もいます。その方は、以前から興味があったようでした。では、何で以前から知っていたのに最近伝はしてきたのか。このタイムラグを解明する必要があります。これについては機会があれば後日お話ししますね。