お客様目線で考える

お客様目線で考える マーケティング

お客様目線で考える

 

あなたほど商品の思い入れのないお客様

ほとんどの商売人の方は、お客様目線で考えていません。現にあなたは商品をどうやって売ろうかって考えていますよね。私も少し前までそうでした。でも、お客様って商品を購入はするんですが、商品が目的ではないんです。この話は昨日もさせてもらいました。商品というのは、周りのほとんどの商売人と同じになってしまいます。自分で商品開発をした唯一無二の商品であれば商品で差別化が図れますが、それはそれで別の壁が立ちはだかります。この世の中で商品で差別化を図るというのは大変難しいことでもあります。でも、お客様はあなたが思っているほど商品に対して思い入れがないのが現実です。お客様は、あなたの商品でもあなたのライバルの商品でもお客様自身で決めた目的や感情が得られればどっちでもいいのです。
 
 

売れている商売人はお客様目線

お客様が商品を購入する理由は、自身の困りごとや悩みごとを解決して、欲しい感情を手に入れたいがために商品を購入するんです。では、ライバルよりもいち早くお客様に選んでもらう方法があるとしたら、やらない手はないと思いませんか。それは、困りごとや悩みごとをあなたの商品だったら解決できますよと宣伝するんです。本当に解決できることを伝えることです。嘘はいけませんよ。これをやっている商売人ってほとんどいません。残念ながらみなさん商品を売っているからです。でも、売れている商売人の方たちは商品を売っていません。解決方法を売っているんです。それがたまたま商品なだけです。
 

価格競争はあなたが選んだ道

だから、あなたがこれは良い商品だからとか思っていても、お客様はその商品は購入しません。だって、お客様の困りごとや悩みごとを解決してくれる商品なのかどうかわからないからです。商品を売る人たちは、商品名と商品の特徴と商品の価格しか広告に載せません。これは、お客様にはとても不親切極まりないです。それに、あなたがお客様に選択して欲しいのはこの3つですと言っているようなものです。商品名、特徴、価格の中から選んで下さい。といっておいて、価格競争はきついとか言っている商売人の方もいますが、自分でやっていることを棚に上げて何を言っているんでしょうか。価格競争をしたくなければ、その3つだけではなく、それ以外のことで選択してもらえるように工夫する必要があります。
 

あなたがお客様の時はどうですか

お客様目線というのは、簡単なんですが、いざ自分の商売となると勝手が違ってきます。商売人であるあなたも物を購入したりするのだからある意味、違う商売人のお客様なわけです。そのお客様の時に感じたことを自分の商売に活かせればいいのですが、そこが簡単ではありません。立場が変われば、、、というのでしょうか。なかなか難しいことです。でも、そんなことも言っていられませんので何とかしないといけませんよね。これはあなたがお客様の時に意識することから始まります。意識した時点で、どういう心情でそのようなプロセスであなたが商品を購入しているのかわかるとあなた自身の商売も変化してくるでしょう。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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