ベネフィットを言うメリット

ベネフィットを言うメリット マーケティング
ベネフィットを言うメリット
 
新聞折込のチラシを見ているとベネフィットが書いてあるチラシは皆無です。唯一ベネフィットが書いてあるチラシは健康食品会社や通販会社くらいです。そもそもベネフィット自体を知らないという方もいると思います。私自身もマーケティングを勉強するまではベネフィットという言葉すら知りませんでした。そんなもんだから意味なんて知る由も無かったです。なので、今日はベネフィットについてお話しします。
 

ベネフィットとは

直訳すると「利益」や「役に立つ」といった意味になります。この「ベネフィット」という言葉、マーケティング用語としても使われ、「顧客が、商品(サービス)を購入することで、得られる利益」と定義することができます。もっと言えば、「顧客が、商品(サービス)を購入し、使うことで得られる ”未来像” 」ともいえます。要は、お客さまが、その商品を購入する事で、どんな良い事が待っているのか。この「良い事」がベネフィットなんです。
 

よく言われています

よく言われる例えに下記のようなモノがあります。
「ドリルを買いに来た人が求めているものは、ドリルではなく穴である」
これは、「人は製品そのものを買うのではなく、製品のもたらす恩恵(ベネフィット)の期待を買う」ということを、表したモノであります。人が、何らかの商品(サービス)を購入する上で、最も重要視しているのは、この「ベネフィット」なのです。
 

ベネフィットを謳っていない広告

商品やサービスの売れ行きに困っているという個人事業主の方は、この「ベネフィット」の重要性について、理解していないように思います。先にも話しましたが、折込チラシなど・ネットの広告を見ても「ベネフィット」を謳っているような広告は私の周りにはあまり見かけません。ということは、このベネフィット自体を広告に載せるだけで同業他社と違って見えるということです。それは差別化にもつながります。これは同業他社がベネフィットを広告に載せていなければという条件が付きますがこれだけでお客さまは他社とあなたのお店が違って見えるんです。なぜそんなことが起こるのか。次からお話しします。
 

機能だけしか載せていない

あなたも含めて他社もそうなんですが、広告とかに機能しか載せていないんです。商品やサービスの機能です。例えば、先程出ていたドリルですが、
「18V コードレスドライバドリル 充電式 1.5Ahリチウムイオン電池 充電器 予備電池 ケース付」
アマゾンのサイトを見るとあるドリルのTOPにこんなことが書いてありました。18Vのドリルとか充電式のドリルとか機能しか広告に載せていないんです。知らない人からしてみればだから何なの?って感じではありませんか。あなたの商品やサービスもこんな感じのPOPや広告なのかもしれませんね。このように機能だけをただ羅列したものだとこのドリルはどんなものなのか。わたしのとって良いものなのかどうなのかわかりませんね。だから、比較や判断ができる金額の比較に走ってしまうんです。
 

機能だけではなくでどんな良い事が待ってるのか

18Vだったら、回転が力強くネジがキチンと止まります。充電式だと電気のない屋外でも電源を気にしなくてどこでも使えます。予備電池が付いているので、1つの電池が終わってもすぐに交換でき充電時間も必要ないので続けて作業ができます。などなど、その機能がどんな良い事をもたらしてくれるのかを書いてやることです。お客さまは基本的にあまり考えていません。なので、機能を言っただけでは、お客さまは理解してくれません。直接これを使うとこんな良い事がありますよ。だからこの商品を検討してください。と提案するんです。お客さまの頭に一歩踏み込んだアプローチになりますので、同業他社よりも先にお客さまの印象に残ります。これは訓練が必要なので、面倒くさがりな個人事業主はやろうとしません。今であればこれだけのことで同業他社に一歩先を歩くことができます。
 

個人事業主のための集客実践会のLINE@はこちら

 
スマートフォンでご覧の場合は、こちらのボタンをタップしてください。
自動的にLINEアプリが立ち上がります。
IDで『@fyc7164s』と検索して頂いてもご登録頂けます。
 
 
パソコンでご覧の場合は、こちらのQRコードを読み取ってください。
 

コメント