ライバルと同じことをやるな

 

最近私の周りには接骨院とか整体院などの治療系のお店が増えてきました。どうしてこんなに増えてきたのか理由はよく分かりませんがたくさんのお店が開業しています。しかし、接骨院とか整体院て何が違うのか私にはよく分かりません。お店をやっている本人だったら当然わかると思うのですが、お客さまから言わせると、どんな違いがあるのか。何が違っているのかは分かりません。それに私が感じるところでは、広告などの露出はほとんどされていない様に思われます。みんな一斉に横並びで広告をされていないです。広告規制が強い医療関係であるので広告はまくのも結構きついと思もいます。 ライバルより一歩先に行くということであればやることはひとつしかありません 。それは何なのかお話ししたいと思います。

 

お客さまから言わせるとあなたのお店とライバルのお店の差がわからないんです。こうとなるとどういう判断が下されるのかというと自宅や職場からお店が近いとか金額が安いとかが、決め手となってお店を決めるお客さまがいるということです。お客さまも情報がなければ判断のしようがないので、結局は場所と金額という安直な方法でしか決めることができないんです。あなたのお店は何かお客さまに向けて、発信しているのかというと代わり映えのしないホームページがあるくらいです。そのホームページを見てもみんな当たり障りのないようなことしか書いていません。なので、それを見てもお店の違いがわからないというのが本音です。これでは、立地のいいところで商売をやっているお店が一番儲かるような形になります。

 

ライバルよりも一歩出たいのであれば、ライバルがどんなことをやっているのかを把握する必要があります。いわゆるリサーチです。いくらでやっているのか、何分なのか、どんな症状が得意なのかとか、ホームページだけでも結構な情報を得ることができます。それをまとめていきライバルがどこもやっていないことを探し出します。

 

リサーチの結果、ライバルがやっていないことが分かったら、そのやっていないことをあなたがやってみることです。うまくいかなかったらやめればいいだけ、うまくいったらそれを続けらればいいのです。そんなに重く考える必要はありません。あと、商売をしている本人たちは当たり前のことだと思って、わざわざ発信していないこともお客さまからしてみれば当たり前ではない場合があります。それをわざわざあなたが発信するということです。本人は当たり前だと思っていても、結局お客さまに伝わらないと意味がありません。なので、そういうことがあればわざわざ打ち出してみることが必要です。

 

私がやっているリフォーム業では、「見積もりは無料です」ということは、同じ業界の商売人たちはそんなの当たり前だろうと思って、わざわざ広告などに載せている人はいませんでした。しかし、それを見たお客さまは「見積もりがタダなんだったら、ちょっと見てもらってもいいかしら」と問い合わせしてきます。こんな些細なことなんですけども広告の反応が確実に上がります。何もライバルはやっていない新しいことをする必要もないのです。業界であれば当然ですが一般ユーザーが知らない事って各業界にあると思います。そんなことがあればそれを声を上げて言うだけで広告の反応などが変わります。

 

リサーチをしてライバルがやっていないことも分かったけど、何をしたいのかわからないという人もいるかもしれません。少しヒントをお話しします。これはあくまでも私個人の見解です。でやるやらないはあなたの判断にお任せします。

まずは価格です。価格は安い方向に向かって金額を打ち出してると思います。安い方向ではなく高い方向に持っていくという提案は、あなたは受け入れられないかもしれませんね。頭が凝り固まっているので、お客さまは安くなければ買ってくれないという先入観というか概念が存在しているので、みんな同じ方向で価格が安く設定されています。そんな中であなたはどうでしょう倍以上の設定をしてみたらどうでしょうか。これはやってみないと分かりません。しかし、ライバル店が2980円でやっている。そんな中で5980円とか7980円とか、これを出しているだけで他の店との差別化できます。あなたのお店がいま暇でお客さまが来ていないのであればやってみてもいいかもしれませんね。どうせお客さまが来てないんですから、いままで2980円で10人しか来ていなかったとしたら、5980円で5人来たら同じですよね。施術時間の半分で売上が同じ、これって理想的だと思いませんか。

 

あとは保険ではなく自費専門店みたいにしてみるとか、そういう店が私の周りにあるのか分かりません。もしあるのでしたら、それを一般ユーザーに分かり易く打ち出すということが必要です。以外にも知らないお客さまは、そこら中にたくさんいます。その方に知ってもらうということが、いかに大事なのかということはこのブログでも話ししてきています。ここまでやればみんな知っているだろうと思うのはあなただけ、お客さまはそんなことは関係なく興味のないことには目を向けません。それを常に頭の中に入れておく必要があります。