学習塾の広告って難しい?

学習塾の広告って難しい? マーケティング
学習塾の広告って難しい?
 
昨日はペルソナの話をさせていただきました。今日は、そんな中で私の地元に折込まれていたある広告について話したいと思います。その入っていた広告というのが学習塾の広告でした。どうしてこの話をしようと思ったのかですが、ちょうどタイミングも良かったのとより深くペルソナのことを理解していただくために最高のネタだと思ったからです。これを聞くことで先ほども言ったペルソナのことをより深く理解していただけると思います。
 

この広告は誰に向けてなの?

学習塾ってちょっと特殊なんです。学習塾へ通ってサービスを受けるのが子供であって、そのサービスを子供に受けさせるためにサービス料金を親が支払うようになっています。ここがちょっと特殊ということです。ほとんどの場合はサービスを受ける人と支払う人は同じ人なんですが、学習塾は違います。このような形式のモノって、プレゼントする商品だったり、年老いた親の替わりに支払う商品だったり、学習塾のように子供のために親が支払う商品があります。
 
その場合、子供に向けて広告をしてもあまり意味がないですよね。まったく意味がないとは言いませんが、子供に向けて広告をするのではなくて、お金を支払う親に向けて広告をしなければいけません。でも、新聞に折り込まれていたのは、子供と親の両方にメッセージを送っている広告だったのです。正直に言って、広告を見ていても非常にわかりづらい広告に仕上がっていました。ペルソナが明確になっていないから起こったことです。これが例えば親をターゲットにして親に向けて広告を作成していればもっと反応がでます。まぁターゲットを明確にしたら反応が取れるという訳でもありませんが、少しは良くなることでしょう。
 

なぜ、両面広告にしないのか?

その折込まれた広告は片面しか印刷がされていませんでした。これはもったいないと思いました。でも、作成した人からしてみれば経費をなるべく少なくしたいという思いから片面印刷にされたのだと思います。でも、根本的に広告宣伝費は経費ではなく、投資と割り切らないとそもそも広告を入れることができなくなります。昔の私も経費を少しでも抑えようと片面印刷していましたが、よく考えて見ると、両面印刷してもそんなに大して金額が変わらないんです。逆に紙代を支払って、かつ折込料も支払うのに余白を残すなんでそっちの方が余程もったいないと思いませんか。その余白部分に学習塾のキモである証拠をたくさん載せてあげることで親に対しての信頼性が高まると思います。
 

最後に

大手フランチャイズ以外の学習塾だと結構薄い紙を使用されているところがあります。これはあまり良いことではありません。子供を学習塾に通わせたい親は小売り店がやっているような薄い紙を手に取ってその学習塾のことをどう思うのでしょうか、、、。少し考えて見て下さい。経費を抑えることばかりに気を取られていると広告の意味すらなくなるかもしれませんよ。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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