客単価を上げる方法

客単価を上げる方法 単価アップ・高額商品
客単価を上げる方法
 
売上げを構成する要素は3つあります。それは、客数と客単価と購入頻度です。小売などの場合は、購入頻度は非常に重要になってきます。私がやっているリフォームに関しては客数と客単価が売上げを構成する要素と言っていいでしょう。今回は、そのうちの客単価について、その上げ方の具体的な施策をお話ししたいと思います。
 

売上げを上げるには一番簡単

売上げを構成する要素の客数と客単価と購入頻度のうち、一番簡単にできるのが客単価です。客数に関しては、お客さまをお店に集客させなければいけないので、あなたのコントロール外なので、なかなか客数を上げるといっても思い通りにはいきません。購入頻度に関しては、これもお客さまを来店させないといけないのでコントロールできない部分が関係するので思い通りにはいきません。客単価に関しては、お客さまが購入するかどうかはわかりませんが、客単価を上げること自体は簡単は出来ます。それに客単価をあげる場合、一切のコストがかからないのと時間も必要ないので売上げを上げる一番簡単な方法です。
 

マインドが大事

コストがかからず時間も必要がない方法なんですが、なかなか客単価を上げるということに抵抗を持っている商売人が多くいます。どうしてできないのか。あなたもきっとわかっているはずなんです。商売を続けている方が、いきなり明日から客単価を上げると今まで来ているお客さまの反応が怖いんだと思います。お客さまに文句言われたらどうしようとか、お客さまが来なくなったらどうしようとかと思ってしまうはずです。その恐怖が二の足を踏んでしまう要因になっています。なので、客単価を上げるには、あなたのマインドがすごく大事になってきます。そういうことを気にしない人は素直にすぐに客単価を上げて成功するのですが、気にされる方はいつまでも客単価を上げられずに安い金額で商品やサービスを提供しています。少しきついことを言わせていただくと、あなたの商品やサービスは、それだけの価値しかないとお客さまに言っていることにあなたは気づいていますか。そんなこといっても簡単に客単価なんかあげられないと言われるかもしれないので、具体的な客単価の上げ方を次で紹介します
 

客単価を上げる具体的な方法

 

1.新規のお客さまを増やす

集客をしてお客さまを増やしていきます。チラシでもネットでも構いません。一定数がきちんと集客できるようにするということが必要です。一週間で何人以上とか、月間で何人以上とかあなたが精神的に安心できる数を集められるようにします。これができるようになると比較的簡単に客単価を上げることができます。それは、お客さまが来なくなったらとか文句を言われてあなたから去って行ったとしても新しいお客さまを集客できるからです。
 

2.新規のお客さまの単価を上げる

集客によって新規来店されたお客さまは単価を上げた価格で集客します。この時、既存のお客さまは今までの単価で販売してもいいです。既存のお客さまに知られたとしても関係ありません。
 

3.既存のお客さまに事前に告知する

新規集客が順調にできるようになったら、既存のお客さまに向けて「いついつから値上げをします」と告知をします。その時にリピートが多い商売の方は、回数券などの発行が可能であれば値上げをする前に値上げ前であれば、今までの金額で回数券を販売しますと値上げ告知の際にお客さまにお伝えするとかなりの方が、値上げの前に回数券を購入されます。
 
※①~③は流れでやると効果出ます。
 

4.新しいメニューを作る

④に関しては①~③と繋がっているわけではありません。これは全くの別の方法です。
今までの既存のメニューより単価の高い新しい商品やサービスを作るということです。だからといって全く新しい商品やサービスを用意するということではありません。既存の商品やサービスを組み合わせてパックにして、そこに原価のかからない新たなサービスを追加すれば言い訳です。
 

5.マックを見習う

マクドナルドに行くとあなたの購入した商品に「ポテトはいかがですか」とか聞いてきますよね。これってクロスセルって言います。これは販売品目を上げる目的ですが、しっかりと客単価も上げています。これはリピート率がいい商売に向いている施策です。地道にこれをやっていくことで大きく客単価は変わらないかもしれませんが、ちりも積もればなんとやらです。そして、これのいいところはコストや時間がほとんどかからないということです。来たお客さんにただ一言提案するだけです。最近はコンビニでもやっていますけど、こういうものをあなたの商売にも取り入れてみてはどうでしょうか。
 

6.高額商品を作る

1年間通い放題50万円とか何を通うのか分かりません(笑)。とにかく高額な商品を作ってみることです。そして、その商品を店舗内に新メニューとして貼っておいてください。これは売れても売れなくてもどっちでもいいです。ただ、お客さまにこういうものありますよと提案しているだけです。提案はタダですからダメ元で提案してみてください。中には血迷ったお客さまが購入するかもしれません。言い方が良くなかったですね。
 
他にも方法はありますがとりあえずはこの程度で!
 

客単価を上げるデメリットとメリット

デメリット

たぶん、一瞬かしばらく続くか分かりませんが、売上げが少なからず落ちるかもしれません。あとお客さまからクレームが来るかもしれません。中には捨て台詞はいて去っていくお客さまもいるかもしれません。けど実質的な被害は売上げが少し落ちるということのみです
以上です。
 

メリット

質の高いお客さまだけが残ります。安さ目当てのお客さまはまず去っていきます。そして、あなたの商品やサービスに価値を感じてくれるお客さまだけが残ってくれます。これは、商売人にとってとてもうれしいことではありませんか。
 

最後に

単価を上げることでメリット・デメリットあります。私が思うに一番は、言い方悪いですがお客さまを選別できるということです。そして、質が悪いお客さまを排除できるということです。安さの優先順位が高い方は、意外にクレームが多いはずです。お金を出さずにクレームを出す。あなたの商売を立ち止まらせるお客さまから解放されるということが一番の理由です。
 
 

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