新たな知識を得てどう変わるのか

新たな知識を得てどう変わるのか マーケティング
新たな知識を得てどう変わるのか
 
いきなりですが、今日は、広告の話から少し離れます。というのも、昨日地元の商工会議所が主催のセミナーに行ってきたんですが、そのテーマが「人が集まる店づくり」ということでした。私は店舗を持っていないのですが、個人事業主の方がどんな内容に興味があるのか知りたくて参加してみました。今日はそのことについてちょっとだけお話ししたいと思います。
 

やっぱり原則は一緒

この講師の方は街づくり・景観の専門家ということで店舗の入口や店内レイアウトなどのお客様の視覚をくすぐって来店してもらう施策を全国で講演されているようです。シャッター商店街を人が集まる商店街やお店にする目的で活動され、長野市表参道まちづくりアドバイザーも歴任されてようです。
講演の方は、売上げを上げるための要素の話が出てきましたがやはり一緒でした。これは原理原則なので、当たり前といえば当たり前なんですが、売上げ=客数×客単価です。昨日の講師の先生はここからが他とは違った切り口で話をされました。原理原則である 売上げ=客数×客単価 から客単価はそう簡単に高くできないということで、客数を増やす施策について昨日は講義をされました。客数を増やすその切り口とは、、、
 

客数を増やすための施策は

客数を増やすために要素である客数の細分化された要素が、客数=店の前を通る人の数×立寄り率×購買者率 ということです。この先生は、商店街を活性化させるための施策をする先生なので、こういう解釈でやられていました。ここで疑問に思ったのは、店の前を通る人の数は自分自身ではほぼどうしようもないことであって、店の前が通りに面していなければ成り立たないと思っていました。要は商店街や商工会議所や行政が一緒になって改善することなんだろうと思いました。自分一人でやる分は、自分が頑張ればいいのですが、大勢を一つの方向に向かわせるのは非常に難しいとは思いました。
 

立寄り率って何

講師の先生の言う公式には、立寄り率というものもありました。ここが講演のキモだったように感じます。立寄り率と店前を魅力的にして「立寄ってみたい」と思わせるために、演出をするというものです。演出の仕方もいろいろあるようで、型に当てはめたモノには出来ないと言っていました。すべてが1件1件違うということです。モデルケースがあってもそれは1つの事例であって、同じ改善が他のお店にも通用するのかというとそういうわけでもないようです。まぁ、みんな同じ改善で良くなれば、同じようなお店が立ち並ぶようになるので。それも良し悪しですね。でも、お店の立寄り率をよくするための施策は店舗を持っている人には使えると思いました。
 
この考え方は無かったので目からうろこでした。
 

最後に

昨日参加された方は、30人くらいいたでしょうか。そのうちどれくらいの方が行動を起こすのでしょうか。無料で得た知識はお金にはならないものです。それは、良いこと聞いたで終わってしまうからです。それに、数学ではないので、正解がわからないという不明確さがあります。1度やってもうまくいかないかもしれません。その後、修正や改善の繰り返しも当然必要です。どこまで意識高く、売上げを上げるためにどん欲になれるかでしょう。まだ、お金を払った方が元を取るために頑張れる気がします。昨日の参加者の方はどう思われるでしょうか。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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