あなたが売りたいものとお客さまが欲しいものが一致すれば簡単に売ることはできます。ですが、なかなかあなたが売りたいものを買ってもらうことは難しいです。どうしてなのか?あなたが売りたいものをこのままずっと売っていたのでは、お客さまは見向きもしなくなるでしょう。
あなたは自分が扱っている商品やサービスを売りたいと思っています。お客さまはそんなあなたの思惑とは違って商品やサービスを欲しいとは思っていません。お客さまが欲しいと思っているのは、、、。
欲しいものは商品やサービスではない
あなたが売りたいものが欲しいというお客さまが全くいないということはないです。でも数は少ないでしょう。あなたが売りたいものではなく、お客さまが欲しいものをあなたが売ってあげればこの問題は解決します。言うのは簡単なんですが、お客さまの欲しいものが何なのかを解明するのはなかなか骨の折れる仕事です。それはどうしてなのか。それはお客さまが欲しいものは商品やサービスではないということが1番の原因です。お客さまが欲しいものは感情だったり状態だったりします。
お客さまが欲しい理由
何のことかと思うかもしれませんが、長野の人はどうもラーメンが好きなようで雑誌でよく特集が組まれていたりします。そんなラーメンなんですが、お客さまはどうしてラーメンが食べたいと思ったのでしょうか。お客さまはラーメンが食べたいわけではありません。美味しいものを食べて幸せな気持ちになりたいとか、美味しいものを見つけて自慢したいとか、 美味しいものを食べて満足したいと思っているのです。だからラーメンでなくてもいいのです。焼き肉やお寿司でもいいわけです。ちなみに私はラーメンはほとんど食べません。
お客さまが欲しいものは何?
あなたはあなたが売りたいものではなく、お客さまが欲しいものを提供しなければ、商売を続けていくことはできません。あなたはお客さまが買いたいものが、何なのかを知る必要があります。それをどうやって知るのかですがこの答えはすごく簡単です。
これを知るためにはお客さまに聞いてみるのが一番手っ取り早いです。 ただし、お客さまはあなたが欲しい回答は答えてはくれないはずです。お客さまはあなたの欲しい回答のヒントは与えてくれます。そこからあなたが仮説を立てて検証しないと正解かどうかはわかりません。お客さまは普段あなたが聞こうと思っているようなことを考えていないので答えを引き出そうとはしないでください。聞いてしまうと強引に答えてしまうので、それは本当の答えではないので、逆にあなたが迷走してしまう可能性もあります。
最後に
あなたも商売以外に関してはお客さまのはずです。あなたがお客さまの時、どんなものを欲しくて商品やサービスを買っていますか。それを考えるのもいいです。普段は商品やサービスを買っていると思っているかもしれませんが、買っているのは商品やサービスではなく○○ということが確認できると思います。
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
コメント