広告は何のためにやるのか?

広告は何のためにやるのか? マインドセット
広告は何のためにやるのか?
 
売上げが上がらない方にお話を聞くとこんな話が出てきます。「折込広告をやってみたんですが、反応が全くないんです」それに対して、「どのくらいやったんですか?」と聞くと、大概の方が枚数をこたえるんです。5,000枚とか10,000枚とか30,000枚とかという感じです。回数ではないんですね。1回や2回広告を入れたぐらいであきらめているんです。
 
あなたは今日入っていた折込広告を覚えていますか?きっと覚えていないはずなんです。
 

お客様は広告は見ないのが前提

基本的にお客様は広告は見ていないんです。普段の生活で忙しいのでそんなに注目して見ていません。見ているのは、主婦が毎日の食事で興味のあるスーパーくらいでしょうか。折込み広告を見て、1・2秒くらいでその広告が必要なのか必要でないのかを判断します。そして、必要と判断した広告だけを抜き取って後からじっくりと広告の中まで見るのですが、この1・2秒の判断から必要な広告として抜き取ってもらうために何をしたらいいのかを考える必要があります。
 

お客様は商品が欲しいわけではない

このブログでよく言っていますが、お客様は商品を探していません。お客様のいろいろな問題を解決するための「何か」が欲しいのです。だから、広告のTOPに商品名を書いておいたとしてもお客様は反応はしないでしょう。お客様はお客様の問題=商品名で解決するのかは1・2秒では考えません。もっと直接的にお客様に興味を持っていただくキャッチコピーが必要になります。例えば、「○○に悩んでいる方へ」をキャッチコピーとした場合、少なくとも○○に悩んでいる人は一瞬考えます。そして、お客様に後読みしてもらえるようなキャッチコピーを作らないと中の内容までは読んでくれません。第一広告を隅から隅まで読んでくれるようなお客様は稀です。ほとんどゼロに近いでしょう。
 

だいいち、あなたのお店知らないですよ

前の項でお客様は広告を見ないのが前提と書きましたが、では、広告をやる意味があるのかというところでもありますが、1年に1回とか数回程度や3ヶ月4ヶ月に1回程度ではお客様はあなたのお店すら知らないと思いますよ。良くあるお店のオーナーの勘違いなんですが、通りの良いところにお店があるからとか長い間お店をやっているからとか市内のお客様が結構来ているからとかを理由にお客様は知っているだろうと思っているオーナーがたくさんいます。その期待を裏切るようで心苦しいですが、あなたが思っている以上にあなたのお店は知られていません。どんな理由があってもです。まずは、商圏内のお客様に知ってもらうことから始めたらいかがですか。それにはやはり広告しかありません。しかも継続的にです。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
 
 
 
 

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