自分を居心地の悪い空間に置く

 

死を感じる1・2秒、、、

 

群馬県のある川にかかる橋の上、橋の上から水面までは約66m！橋の上のステージに立つ私、もうつま先はステージから外に出ている状態。いつでも準備OK！何の準備がOKかというと橋の上から飛ぶ準備です。鼓動がいつもよりも早くなっているのが自分でもわかる状態です。横にいるスタッフが私に「OK？」と声をかけてきた。少し間をおき私が「OK！」とスタッフに返事をすると、、、「スリー」わぁもう始まった「ツー」ヤバいもう飛ぶの？「ワン」わっわっわっ「バンジー」わあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ

飛び出した瞬間1～2秒くらいです。「ぐわぁ～こんな感じなの～」って感じでした。心臓が締め付けられるような感じでした。叫びたいけど叫べない感じ、「うっ」とか「わぁ」とか言っていたと思います。それにしてもホンの1・2秒なんですが、死を意識した瞬間でした。もう自分から好き好んではいきたくありません。がしかし、誘われれば行くかもしれません。

飛ぶ前は、「両手を広げて飛び出すぞ」と思って自分ではその気持ちで踏み出したつもりが、あとから写真を見て見るとステージから崩れ落ちるように下へ落ちていました（笑）その写真を見て自分自身にちょっと幻滅してしまいました。

 

今回のこのバンジーは怖いですよね。私も怖かったですけど、どう怖いのかあなたはわかりますか。私のような文章って書けますか。これはそれを体験をしたから書けたものです。私もそうですが、あなたも自分の知らないことをやる一歩目はすごく勇気がいるはずです。

あなたは、仕事の上で今までの成果で満足しているのであれば良いですが、満足していないのであれば、あなたが今までやってきたことプラスそれ以外のことをやらないと満足のいく成果は上がらないでしょう。それは、あなたの知っている知識やあなたが無意識に制限している行動の範囲以内でやってきたことが今までの成果なんです。1回や2回なら飛びぬけた成果も出るかもしれませんが、その飛びぬけた成果を出し続けるには今までのあなたの範囲の外に出ないと成果は上がりません。それは、あなた自身が良く分かっているはずです。

 

あなたが欲しい成果はあなたの今の知識の外にあります。あなたが欲しい成果はあなたの今の行動の外にあります。それをやるには、今までの安心領域からでなければいけません。出るためには恐怖や不安・心配を克服して勇気を出して一歩目を踏み出すしかありません。そこは今まであなたが経験したことのない場所です。そこは常に居心地の悪い領域です。けど、人間は便利なもので慣れというものがあります。その居心地の悪い領域でしばらくいるとそこも安心領域に変わってきます。そしたら、また外で飛び出さないといけません。これはあなたの欲しい成果がどのくらいかにもよります。あなたはいつまで安心領域に留まっていますか。