
リピートを促す施策としてニュースレターを取り上げています。ニュースレターといっても市販のものを購入して社名を印刷するわけではなくて、手作りのニュースレターです。自分で作ることによって他にはないあなた独自のニュースレターをお客さまに届けることによって、あなたに興味を持ってもらい、あなたのブランド化を狙ったものです。それでは今日はニュースレターの中身についてお話ししたいと思います。
ニュースレターの3つの内容
それではみなさんが気になるニュースレターの内容についてお話しします。私の目的は昨日も話した通り、私個人のことを知ってもらいたいということなので、次の3つの記事で構成しています。
1.プライベートでの出来事などをメインにした記事
2.住宅にまつわる専門的な記事
3.新規顧客になった方のお客さまの声と工事のビフォーアフターの写真を載せた記事
この3つの記事で構成しています。これは現在発行している A3両面の4ページのニュースレターの構成です。
ニュースレターの効果
ニュースレターを発行した影響なのか、どうかわかりませんが、修繕やリフォームのリピートは顧客全体の 6割~7割程度でしょうか。金額は修繕からなので、3,000円から数百万円となります。それでも6割強の方が私のことを覚えていてくれています。ありがたいです。
それともう一つニュースレターをやることで「いらない」というお客さまも出てきます。このいらないというお客さまにはニュースレターを送らないようにしています。あなたは覚えているかどうかわかりませんが、以前商売の目的はいかに優良顧客を増やすかどうかというお話をさせて頂いたことがあります。ニュースレターを断ってきたお客さまは優良顧客の候補から外れたカテゴリーにリストを移すことができます。
ニュースレターのネタがない
はっきり言って記事にするネタがないということはあると思います。正直言ってニュースレターのネタにするために休日にどこかに行ったりすることも多々あります。個人的にはこれがすごく良くて行動もアクティブになっっています(笑)。ニュースレターありきの行動になってます。
1.過去のあなた
ニュースレターの目的は、あなたのことを知ってもらうためなので過去のあなたを紐解いてみてもいいのではないでしょうか。小学生や中学生の頃の出来事とか、高校生の時の部活とか色々あると思います。こういうことを書くことが恥ずかしいと思うかもしれません。しかし、あなたは個人事業主です。そんなことを言っていても売上げは上がりません。でも、過去のことを記事にすることで、お客さまの中にも共通することがあったりするわけです。そうすると一気にお客さまがあなたとの距離を近く感じてくれ、急に親近感を抱いてくれるようになったりします。
2.お子様やペットのこと
お子さんがいる場合は、お子さんの成長記録ではないですけど、そんなことも載せてみてもいいでしょう。赤ちゃんや動物の写真などは鉄板です。かといって、あなたのことに全然関係のない写真を載せないようにしてください(笑)。
3.笑えそうな失敗談
あなたの笑えそうな失敗談とかもいいでしょう。この時、気をつけてもらいたいのは、本気の失敗や笑えない失敗談は載せないようにしてください。お客さまが引いてしまいます。
4.ネタがないときの究極の裏技
それは、写真を大きくして載せるということです。あまり文章が浮かばない時などは、私も良く使います。写真を大きくして使うとそれだけ紙面面積を使ってくれますので文章も少なめで済みます。だから、日頃から写真を良く撮るようになりました。
書くのが苦痛!
最初のころは書くのが苦痛だと思います。苦痛のまま書いているとお客さまにその苦痛が伝わってしまいますので、あなた自身がクスッと笑えるような記事や内容にできるように努めてください。最初からうまくはいかないと思います。ニュースレターは続けることに意味があります。誤字脱字があっても文章が変でもニュースレターが汚くても出し続けることです。
ニュースレターの記事のタブー
最後にニュースレターの記事でのタブーについてお話ししておきます。記事の内容には、仕事の事、お金の事、健康の事はあまり記事にしない方がいいです。 なぜなのかその理由は私も忘れてしまいましたが、確か参考にした書籍がに書いてあったので私もそうしています。
最後に
私もニュースレターを発行し始めて現在98回目です。だからといってどうってことはありませんが8年以上続いています。というか続けています。その間には何回か面倒くさくなってとか仕事が忙しすぎて発行できない月もありました(笑)。でも、もうすぐ100回目です。自分が楽しんで書けるように修正もしてきました。あなたがどういう思いでお店をやっているのか。どういう人なのかを知ってもらうための唯一の媒体です。とにかく、楽しんでニュースレターを作成することです。
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
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