個人事業主の方に限らず商売をやっている人にとって、マーケティングは好き嫌いに限らずやらざるを得ない仕事の一つです。治療家であれば患者さんを治療したい、直したいと思うのですが、目の前に患者さんが現れないと治療すらできません。 これは治療家さん以外でも当然ですが言えることです。それは個人を相手にするBtoCや企業を相手にするBtoB も関係ありません。あなたが人に対して商品やサービスを販売するのであれば全ての人に当てはまることです。やることで費用対効果があり再現性のあるビジネスができるようになります。
マーケティングを知らない
私も3年前くらいまではマーケティングの「マ」の字も知りませんでした。売上げを上げるにはどうしたらいいのか。何を行ったらいいのか全くわからない状態でした。ネットで検索をしながら見ていたらマーケティングの存在を知り、これを身につけないとこれからの時代生き残れないと感じました。
マーケティングに出会う前、折込チラシを自己流で作成して折込んではみたものの反応は全く、経費だけが積み重なっていました。その当時も自宅の新聞に折込まれているチラシは、パチンコ店やスーパーなどでリフォーム店がチラシを入れるというところはほとんどありませんでした。なので、折込チラシをやっても意味がないと思い込んでいました。ところが、、、。
マーケティングを駆使する
マーケティングと知り合い 、その中でチラシの作成の仕方を勉強して、そのスキルでチラシを作成して出してみました。チラシを出して1週間しても全然問合せがありませんでした。「何がいけなかったんだろう」と考えたり、「やっぱり、チラシは効果がないのか」と思ったりしました。けど半月したある日、チラシを見て問合せをしてくれた方がいました。結果は、85万円のリフォーム工事を受注出来ました。それもかかった費用は、30,000円弱です。これはリフォームだけらでしょ!と思うかもしれませんが、金額が少額であればそれだけ問い合わせ件数が多くなります。
一昨年・昨年と年間を通してチラシの費用対効果は10倍以上の成果を出すことができました。ちなみに、チラシの費用を年間100万円使ったとすると売上げが1,000万円以上になるということです。折込チラシが終わった媒体と思っていましたがとんでもありませんでした。これは無知がなせる業でした。そんな無知な方が、田舎にはまだまだたくさんいることに残念な気持ちでいます。そんな方達を何とかしたいと思って細々とこんなブログを書いている次第です。
全然違うチラシ
マーケティングに出会う前に作成したチラシと費用対効果10倍以上のチラシ何が違うのかというと後者は見た目も違いますが、中身が全く別物です。心理的なことや精神的なことなど当然ですが、マーケティングの仕組みもそのチラシに入っているのです。マーケティングのことを知らない人がこのチラシを見ても「こんなことしても売れないだろう」「こんなことしたら儲からないだろう」と思うだけ、やってる本人はそんな方達の思いとは全く真逆でウハウハ状態なんです。これもマーケティングを知らないからこそです。
今日のブログではチラシという具体例を出して話していますが、広告という意味では媒体が違うだけでホームページやランディングページなどのデジタル媒体や新聞広告や看板広告などのリアル媒体にも応用できることです。
マーケティングとは
マーケティングとは、「どんなビジネスでも、大きな利益を得るためには、常に需要が供給を上回っていなければならない。そして、あなたに対する需要を高めること、その活動こそがマーケティングである」とアメリカのダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者の方が言っています。もっとわかりやすく言うと、「優れたマーケティングはセールスを不要にする」とピーター・ドラッカーが言っています。良いマーケティングだとお客さまの方からあなたの商品やサービスをくださいと言ってくるという訳です。
最後に
マーケティングを知らない人でもうまく入っている個人事業主、売上げが上がっている個人事業主の方はいらっしゃると思います。実は知らず知らずにマーケティングをやっている方がほとんどです。意識してやるか意識してやらないかの違いだけです。偶然売上げが上がっているかもしれませんが、マーケティングとは、偶然を必然的にするものであり、再現性のあるものです。再現性があるということは言葉の通り繰り返しやっても同様の成果が出るということです。これはその場しのぎのテクニックではなくて、あなたが商売を続けている限り使い続けられるものなのです。マーケティングを知らないで商売をやって、あなたはその商売を何年維持できることでしょうか。
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
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