お客様の悩みや困りゴトを解決する

 

お客様は何を求めてあなたの前にやってくるのでしょうか。考えたことがありますか。確かにお客様は商品を購入するためにあなたのところにやってきます。でも、そうではないんです。ここがすごく大切です。今日これから話すことが本当に理解できればあなたの商品を値上げして売ることもできますし、お客様が来ないということも無くなるでしょう。

お客様があなたの商品や他の商品を購入する時って何か目的があるから商品を購入するんです。そのお客様の目的って聞いたことありますか。小売店とか一部の業種は難しいかもしれません。でも、お客様が商品を購入する目的はすごく大事なことです。

 

あなたの扱っている商品は問題を解決するためのものだと思います。まぁ、ほとんどの商品がそうなんですが、それを求めてあなたの商品を購入しようとしています。でも、お客様自身は、その商品を購入してその先にある感情を手に入れるために商品を購入しようとしています。これは、お客様自身がわからないでいるかもしれません。その感情とはまさに人それぞれなんですが、例えば、お昼時お腹がすいたから食事をしたい。これはみなさんが思うことなんですが、その向こうの感情は空腹を満たしたいとか、おいしいものを食べたいとか、今日はカレーが食べたいとかハンバーグが食べたいとかなんですね。

また、恋人との食事と状況が変わると、空腹を満たしたいとかおいしいものを食べたいよりも彼女に喜んでもらいたいとか良い雰囲気にしたいとかという感じになります。そんな感情になりたいんだけど、言葉にできなかったり、意識できないお客様をあなたはご自身の商品で提案する。提案することで、お客様のどんな感情が欲しいのか明確にさせてあげると商品価値が上がってきて、結果価格も上げることが出来ます。この提案については次で、、、

 

お客様がこの商品が欲しいから売るでは、商品価格は上げることはできません。あなたがお客様の悩みを引き出したり明確にすることによって、それを解決するのであれば、この商品ではなくてこれですよとか、この商品だけでは解決しませんからこの商品もどうですかと提案してあげるのです。

お客様から悩みや困りゴトを引き出して明確にしてあげ、その対策方法を提案する。これは、周りで売れているところではやっていることです。この時点で他の売れていないお店とはやっていることが全然違います。あなたは、店員からカウンセラーやアドバイザー的な立ち位置になります。この立ち位置になるとあまり値引きというキーワードもお客様からは出てきません。だって、ただの店員では無いのですから、、、

だから、この商品を購入しようとしている理由をお聞きしてください。理由を聞いて、その商品を買う目的（こんな悩みや困りゴトを解決したい）を聞くのです。それを聞いて、目的を達成できる商品を提案してあげることです。そして、当然ですがその目的以上を達成する提案も忘れずにしてください。提案はタダですから、ダメもとで提案してみてください。お客様は目的を達成するイメージが明確にできれば高い商品でも購入してくれます。