計画はゴールから逆算する

あなたはひとつの企画・週間や月間の販売計画などいろいろ計画する時がおることでしょう。その時はスタートから考えることが普通だと思っているかもしれません。でもそれ普通ではないです。できる人はまずゴールを設定してからゴールから考えていきます。だからゴールから逆算してスタートまでを考えるというのが計画の仕方の正解です。どうしてなのか話していきますね。

 

スタートから考えるとどうなるのかというとゴールが自分の思ったゴールにならないことがあります。スタートから計画していくとどうしてそうなるのかというと、計画を組み上げていく形になるので、最初の方で方向にズレがでてくると自分が思い描いたゴールとは違うところに最終的に向かっている計画になる可能性があります。何かを計画する場合は、やはりゴールを設定してると思うのですが、そこに一直線に向かうためにはゴールから逆算する方法が一番確実です。

 

ゴールを設定するというのもなかなか勝手がわからないかもしれません。適当に決めてしまうこともあるのではないでしょうか。このブログでは月間の売上目標のゴール設定を例にしてゴール設定の仕方を説明します。

 

月間の売上目標などを設定して販売計画を立てる場合、まず一番最初にやることは当然ゴール設定ですが、これも逆算で考える方が売上目標の計画は立てやすいです。

　個人事業主のあなたはまずは生活費でどのくらい欲しいのか。どのぐらいの生活費があれば生活できるのかの金額を予め設定しておいた方がいいでしょう。家計簿とかつけている方は、年間の生活費の平均でもいいでしょうし、直近3ヶ月ぐらいの平均でもいいと思います。

　生活費プラス商品の原価や商品の仕入れがある場合、その支払い金額を算出します。請求が各所から上がってきていない時は少し大雑把・予想でも構いませんので算出しましょう。わからないで止まっていても何もなりません。とにかく予想でいいので算出することです。

　毎月支払う予定の固定費について算出してください。固定費とは、生産量や販売量の増減に関わらず一定にかかる経費のことを言います。賃料・光熱費・人件費・保険料・通信費など、名前のとおり毎月や隔月に一定金額請求くるものです。

　一番最後に変動費を計算して必要な利益の金額を算出します。変動費とは、売上げ（生産量・販売量）に比例して増減する経費のことを言います。原材料費や仕入原価、販売手数料などが変動費に入ります。私はリフォームという仕事柄、原材料費や仕入原価などの変動費を別枠で見ています。逆に固定費である広告宣伝費は変動費としてみています。これは財務的な分け方ではなくてもいいです。あなたがやりやすい区分けで良いと思います。

　各項目が算出できたらそれを足して、あなたがその月に必要とする利益金額を算出してください。その金額が最低限あなたが欲しい利益です。

　利益の金額が出てきたらあなたの商品やサービスの利益率がどの位なのか分かりませんが、それを逆算すると売上金額が出てくると思います。あなたの商品やサービスが多数あり利益率が一定でない場合は、 平均や今までの経験やデータから平均的な利益率を出しておくと毎月の販売計画を立てる時に楽です。こういう計算をすることでゴール設定の売上目標の金額が出すことができます。

 

そこから逆算して、どんな行動、どんな広告、どんな販売方法をすれば、売上目標をクリアすることができるのかを時系列などで、逆算していくことによって販売と行動の計画ができてきます。

この時に大切なのが、タイトルのゴールから逆算です。

と逆算することでやることや時間的なことまで明確になってきます。こうなってくると後は決めたことをやるだけです。

やった結果どうだっ方によって改善して次につなげればいいだけです。以前このブログにも書きましたが売上目標という結果自体をコントロールすることはできません。なので、売上目標を上げるための行動をコントロールするために計画をするのです。

 

計画してもその通りにならないから計画しないという人もなかにはいますが、それはあなたの計画が大雑把に決めているから何をしていいのかわからないだけです。「広告を作る」と言うタスクではなくて、キャッチコピーを10個考えるとか広告に使う写真をピックアップするとか具体的な行動を決めておくと考えずに済みますよ。

 

 

スマートフォンでご覧の場合は、こちらのボタンをタップしてください。

自動的にLINEアプリが立ち上がります。

IDで『@ttb5389i』と検索して頂いてもご登録頂けます。