日頃から売上げを上げるために色々な施策をやっていると思います。
同業他社がいるのであれば、
その色々な施策は同じものだと余程差別化できない限り、
他社の中に埋もれてしまいます。
そうなるとあなたのことを見つけてもらうのが、
とても困難になります。
では、どうすればいいのか。
「他社と違うことをやる」では、
あまりに身も蓋もないので、もう少し詳しく話します。
基本は違うことをやる
あくまでも基本は同業他社と違うことをやるということです。
これは基本中の基本ですので肝に銘じてください。
違うことをやると言っても、
何をどうすればいいのか分からないと思いますので
少し詳しく話します。
違うことというのは、
他者と違うことという意味です。
複数の他社がいる場合、
同じ媒体に同じ商品の広告をするのではなく、
媒体を変えるか、
商品を変えるということです。
他社と違う媒体に商品は同じくとも広告をすれば、
他社とそっくりお客さまが被るということはない筈です。
ただし、
その媒体にあなたのターゲットがいるというのが前提条件です。
広告をやった媒体にあなたのターゲットがいないのであれば、
その媒体を選ぶべきではありません。
それと他社と同じ媒体でも違う商品を広告するのであれば
それもまた良いでしょう。
リフォーム業の場合、
折込チラシというのは同業他社がほとんどやっていませんでした。
3ヶ月か4ヶ月間隔で近隣市町村の建築会社が
折込チラシを折込むくらいでした。
もう反応が無いと思ってやっていないんでしょうが、
反応が出るチラシの作り方を知らないでやっていたのでしょう。
ほとんど独占です。
それとターゲット層が紙媒体を見ることはわかっていたので、
媒体としては折込チラシを選択しました。
商品自体は、
他社が広告をしていないのでなんでもありです。
比較されるのが嫌なら違うことをやれ
同業他社と同じことをやっていても、
その数が複数社いるとしたら埋もれてしまいます。
埋もれるということは、
目立たないということで、
あなたのことを選択してもらうまでに
ひと手間工夫しないと選んでもらえないということです。
これはスーパーなどがそれに当たると思います。
あと、
同業他社と同じことをやっていると、
どうしても比較されてしまいます。
お客さまが比較するとなると比較するものは
大体決まってきます。
何を比較するかというと価格です。
大半のお客さまの比較条件は価格になります。
中には産地とか原材料とかブランドとかあると思いますが、
それがあったとしても価格で比較することになります。
埋もれてしまうと価格で比較検討されてしまうので、
大手企業であればいいですが、
個人事業主が埋もれるような広告をやっていては、
戦略ミスも良いところです。
個人事業主は、
その手前で違う施策を打たなければいけません。
それでも、
あなたの商品が唯一無二、
この世でひとつしかない商品であれば、
同業他社は何をやろうとも関係はありません。
でも、
本当にあなたの商品は、
この世でひとつしかない商品ですか。
もう一度考えてみてください。
同じ媒体や同じ商品でも大丈夫
同じ媒体や同じ商品だとしても諦めないでください。
方法はあります。
ただし、
試行錯誤は必要かもしれないですし、
競合の分析も必要になってきます。
どんな方法かというとそれは「コントラスト」です。
これは主にオフライン媒体で効果があるものです。
どういったものか説明します。
折込チラシで同じ商品を同じ日に折込んだ場合、
競合のチラシの形態を分析します。
そして、
他社が紙の厚さが薄いものしか使っていなければ厚くする。
他社がカラー印刷であれば、1色や2色印刷にする。
片面印刷であれば両面印刷にする。
紙の大きさが A 3だったら、 B 3や A 4に紙の大きさを変えてみる。
などなど同業他社と全く逆のことをやるということです。
そうすることによって、
他社とコントラストが生まれてきます。
すると、お客さまの目に入りやすくなります。
最後に
同業他社と同じことをやっていてもあなたは選ばれません。
あえて、
同業他社と真逆のことをやってみることをおススメします。
大企業みたいに方向転換するまで時間がかからない個人事業主のあなたです。
真逆のことをやって失敗したとしてもすぐに修正は効くはずです。
なので、
まずはやってみることをおススメします。
やった結果で判断すればいいだけです。
それを教えてくれたのが商売人の学校です。
それとブログ中に出てきた反応が出るチラシを教えてくれたのがここです。
授業を受けて成功した方の動画がありますので、
興味のある方は覗いてみてください。
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