個人事業主の売上げと利益と利益率

個人事業主の売上げと利益と利益率 マーケティング
 
 
今までこのブログでは売上げに関して色々とお話をしてきました。個人事業主であるあなたにわかりやすいように売上げをテーマにしてきましたが、本来最優先していただきたいのが利益です。利益=生活費になりますので、個人事業主の方には結構シビアなモノになります。また、あなたの商売によって利益率というものが存在しますが利益率の高い商売をやっているのか。利益率の低い商売をやっているのかについても気をつけて欲しいことがあります。今日は売上げと利益と利益率についてお話ししたいと思います。
 

個人事業主の売上げ

どんな人にもわかりやすいように売上げをタイトルに上げてきました。売上げとは、あなたが商品を販売した結果になります。何の商品を何個を売ったらいくらになった。その結果が売上げです。一番簡単で一番わかりやすい数字になります。当然ですが、これが低ければ利益も低いですし、高ければ利益も高くなります 。数字の弱い方でも売上げは計算することができますし、管理することもできることでしょう。
 

個人事業主の利益

はじめにも言いましたように個人事業主の商売人の方にとっては利益=生活費という方が多いと思います。ここで再確認ですが、利益=売上げ-販売管理費-諸経費という計算になります。売上げから商品を販売するための資金と店舗を維持管理するための資金などを引いた金額が利益になります。今月の売上げが100万円で販売管理費と諸経費で110万円だとすると今月は-10万円になります。そうすると生活費が出てきませんので貯蓄を崩すという結果になります。
 

利益から逆算する売上げ

そうならないようにするために、 あなたは逆算するということを習慣にしてください。逆算というのは生活費がいくら欲しいかという利益を先に決めるのです。その利益を得るためにあなたの商売が何なのか分かりませんが、扱っている商品と商品の金額が固定されているのであればこの商品を何個とこの商品を何個売れば売上に到達するという計画を立てます。今度は逆にその計画を立てた売上から販売管理費と諸経費の計画が妥当なのか、どうか再検討して利益が計画通り残りそうであればそれを実行するということです。実践して初月から計画通りになることはまずないと思います。それは随時修正していけばかなり精度の高い計画を作成することができると思います。
 

商売の利益率

個人事業主であるあなたの商売によって利益率というものがあります。この利益率というのは大まかな目安にはなりますが、職業によって大まかに決まっています。利益率の高い職種は整体などの治療家とかエステやネイルサロンなどです。逆に利益率の低い職種は、飲食店などが代表的です。私のやっているリフォーム業も利益率は低いほうの部類に入ると思います。ただし、これは一般的な職種の話であなたの商売がこれに当てはまるのかというのはまた別の話ではあります。ありますが、あなた自身商売を長年続けていると大体の利益率というものが定まってくると思います。気をつけて欲しいのが利益率の低い商売を選択されている方です。利益率が低いということは売上げを上げても手残りが少ないいうことです。 手残りが少ないということは経費をかけすぎてしまうとすぐに赤字になってしまうということです。なので、利益率が低い商売を選択されている方は、根本的に職種を変更するということも視野に入れた方がいいのかもしれません。これは根本的な話です。それが嫌であれば少しでも利益率の高い商品を作ることをおススメします。今まで扱っていた商品よりも高い利益率の商品を作るということです。それを販売していって改良して、いづれはそれをメインの商品にして販売していくことであなたの商売の利益率の改善を図ることも可能です。
 

最後に

個人事業主は利益にもっと注意を注ぐべきです。これからもこのブログでは売上げを上げるということをテーマにお話ししていくと思います。裏では利益と言っていると思っていてください。売上げは気にするけども利益を気にしない人があまりにも多いことに驚いています。利益を計算するには販売管理費と諸経費などを計算して差し引かないと出てこない数字なので、数字が苦手な方や管理が面倒な方などは利益を出すことを基本的に面倒くさいと思っている方がいます。ですが、こういう方が赤字に陥っていることが多いんです。
 
このブログは5月6日までお休みします。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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