商売をするのに一番必要なもの

商売をするのに一番必要なもの マーケティング
商売をするのに一番必要なもの
 
商品やサービスを購入したお客様のリスト(個人情報)を取得していますか?
 
今では、リスト(個人情報)を取得するのが難しい小売業のスーパーでさえもポイントカードなどを利用して、リスト(個人情報)を取得しています。どうしてリスト(個人情報)を取得するのがそんなに大事なのか話したいと思います。ちなみに、リストとは、見込み客・クライアントのリストのことを意味します。リストのことをマーケティングでは「ハウスリスト」、「自社リスト」と呼ぶこともあります。
 

江戸時代の商人が一番大事にしていたものとは?

「火事だぁぁぁ!!!」
商人の家が火事になってしまったとき、彼らは真っ先に“あるもの”を持って逃げたといいます。その”あるもの”とは、お客様の情報が書かれた「帳簿」です。不幸にも火事によって、大切な商品が燃えてしまったとしても、せっかく作り上げたお店が燃えてしまったとしても、彼らはお客様のリストさえあれば、商売は立て直せると考えていました。なぜなら、火事によって全てを失ったとしても、お客様の情報さえわかれば、今まで付き合いのある自分のお客様に再度、連絡することができるからです。
 

リストがあなたの最大の資産

商品があっても、買ってくれるお客様がいなければ商売は成り立ちません。立派なお店があっても、そこに来てくれるお客様がいなければ商売は成り立ちません。逆に、お客様の情報さえあれば、新たな商品を販売開始したときも、新しいお店を開店させたときも、そのことをお客様に伝えることができます。つまり、商人にとってリストは、商売をする上での「最大の資産」なのです。そして、リストの「量」も大事ですが、何よりもそのリストの「質」、つまり、見込み客・クライアントとの「信頼関係の深さ」こそがビジネス、商売の生命線なのです。
 

実際には商品やサービス重視が大半

そのことをわかっていない個人事業主の方が多すぎます。リストよりも商品やサービスと考えています。だから、スキルや技術優先に走ってしまう、スキルや技術が向上してもお客様が来ないからスキルや技術を活かすことができないんです。こんなことは世間ではザラにあります。スキルや技術は、集客が出来るようになってからでも全然遅くはないです。正直言って、ウインドウズやパソコンのソフトなんかは、決して100%の状態では販売していません。60か70%くらいで販売してそこから順次バージョンアップをしています。これを見習ってみるのも一つかと思います。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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