集客数を増やすと起こる弊害

集客数を増やすと起こる弊害 マーケティング
集客数を増やすと起こる弊害
 
売上げが上がらない。売上げを上げたいと感じることがあると思います。そうすると集客数を増やせば売上げも上がるのではないかと思う方もいることでしょう。当然ですが、数字的に見ると客数と客単価と購入頻度の数字を上げることができれば売上げは上がります。ただし、これは数字上の話であって、ただ単に数字を上げただけでは弊害が起こることにあなたは気づかないと思います。実際に今回は私が経験したことを話したいと思います。
 

お客さまの質が落ちる

今までと違い集客数を増やすと
なると範囲を広くしたり、集める客層を広げたりして広く浅くだったり、まだ潜在客だったりを集めるようになったりします。そうすると今までと違いお客さまの質が落ちてると感じることがあります。それは、実際にマーケティングを始めた時と比べてお客さまが変わってるということを肌で感じます。そして、当然ですが質の良いお客さまがそんなに数多くいることも考えづらいのです。集客数を増やすとどうしても質が悪いお客さまもどうしても引っかかってきてしまいます。それはどんな集客をするにしても客数を増やそうとすると起こることです。これは集客数を増やすときもそうですが、同じ広告を継続していると広告の寿命があるのか尽きる頃には、お客さまの質はどんどんと悪くなってきます。だから、問い合わせなどがあっても、顧客の定義をキチンと設けておかないと質が悪い客も対応せざるを得なくなって、精神的なダメージが結構多くなります。定義をきちんと持っていれば、問い合わせの段階で質の悪い客を振り落とすことができます。来たお客さまをすべてフォローする人員と体制が整っているのであれば、質の悪い客でも対応すればいいと思います。しかし、たぶんそうしてしまうと従業員たちのストレスが溜まって、店の雰囲気が悪くなることがありますのでご注意ください。

 

お客さまへの対応がおろそかになる

集客数を増やすがお店側のスタッフが対応できなくなるほど集客をするというのも考えものです。と、その前にスタッフが対応できなくなるほど集客ができることが可能であれば、その広告の露出を制限することをおススメします。チラシであれば枚数を制限する。地区で制限をするなど。とにかく広告の露出を制限してください。またネットの広告も同じで予算を制限したり、広告の場所を制限したり、時間を制限したりして対応できるぐらいの集客数に止めておいた方がいいでしょう。こういうことをしとかないと、一時的には売上げが上がるかもしれませんが、その後多分売上げが落ち込んでしまうでしょう。これはお客さま一人一人への対応が疎かになり、対応の質が落ちてしまうんです。そうすることによって、新規の集客数は増えるのですが既存顧客の集客ができなくなります。対応の質が落ちているのでリピートしよう

 

とするお客さまが減ってしまうんです。こうなってしまうと新規客で売上げが上がったとしても利益率は良くなくなります。このバランスを上手くとらないとせっかく大量に集客数を増やしてもその意味がなくなってしまいます。
 

集客を増やす目的

売上げを上げたいと思い集客数を増やすことは結構なことです。しかし、集客の本当の目的というか商売の目的はそのベースとしてキチンとないとブレてしまいます。商売の目的は「優良顧客を育てること」です。優良顧客をたくさん保有していることで、売上げは自然と上がっていきます。これを常に忘れずにいてください。集客数を増やすのも結局は優良顧客を育てるためにすることなんです。
 
 

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