あなたの商売を明確にしてくれる数字

あなたの商売を明確にしてくれる数字 マーケティング
あなたの商売を明確にしてくれる数字
 
3月も3分の1が過ぎようとしていますが、あなたは今月の収支予想は立てていますか?
 
なぜ、こんなことを聞くのかというと、個人事業主のみなさんはどうも金額というか数字のことをあまりにも意識してない人が多いようです。なので今日は数字のことについて話したいと思います。数字って商売をやっていれば常について回るものです。月末に来月の予測を立て支出が多そうであれば、収入を多くする計画を立てることもできると思います。ほとんどの方は結果でしか数字を見ませんが本来は予想と結果で数字を見る必要があります。
 

最初に支出を計算する

これは、そんなに難しいことを言っているわけではありません。先を予測するために必要なことなのでまだやったことがない方は是非取り入れることをおススメします。月末には来月支払う請求などが届いていると思います。まずはそれをまとめます。経費については、今月とか先月または昨年の同月の経費の支払いを見比べてザックリでいいんで少し多めに予想してください。何百何十円まで予想する必要もありません。何千円単位でいいので予想数字をまとめてください。
支出がまとまればあとは簡単です。この時に、あなたのもらいたい金額(生活費)をどうするかですが、どっちでもいいです。支出に入れても入れなくてもあなた自身が把握していればそれでいいです。その支出に生活費を入れなければプラスになった分があなたの給料で、生活費を支出に入れたら、プラスになったら内部留保でマイナスになったらあなたの給料が減るということです。
 

支出を基本に収入を計画する

支出を基本に収入を計画していきます。見込みの収入(予約などの入金予定)があるのであれば、支出から差し引いて残りの支出をどうやってプラスにもっていくのかを計画します。あなたが何の商売をやっているのかわかりませんが、商品やサービスが定額で決まっているのなら、その商品やサービスを何個販売したらプラスになるのか。何個販売するのに何人集客すればいいのかがわかれば、どの位広告をすればいいのかわかります。と書きましたが、ここまで計算式がキチンと成立するようになるまでにはそこそこ慣れなければいけません。最初はザックリでいいんです。適当でも良いんです。感覚的な数字でもいいんです。とりあえずやってみることです。
この時に参考にする数値データがないと言って、あきらめていてはいつまでたってもそのまま変わらないです。なので、仮説でも見当外れでもいいです。このくらいかなという感覚的なものでいいから数値を使用してください。そして、どのくらいの広告をやらなければいけないと分かれば後はやるだけです。結果を見て翌月は修正していけばいいんです。それを繰り返すことで精度が上がってきますし、はじめは私も数値なんて持っていなかったので、適当というか感覚で数値を入れていました。まずは、精度なんか考えないでやってみるということです。
 

数字を意識する

これは精度を求めるものではありません。数値を意識するということです。だから、支出や収入の数字だけを意識すればいいというわけではありません。他にも商売には数字がたくさんあります。それらの数字を意識することが大事です。例えば、
先月の売上げはいくらか?
先月の支出はいくらか?
先月は何人のお客さまが来店したのか?
平均の購入単価は?
リピート率は?
まだまだたくさんの数値があります。その最たる数字が
 
利益はいくらだったのか?
 
これがわからないとか把握していないのでは、いまの時代商売は立ち行かなくなります。先月は赤字だったのか?黒字だったのか?すらわからないようではその商売は辞めた方がいいでしょう。というかいずれ辞めないといけないと思います。そうならないためにもまずは、多くは言いませんので、できない人は毎月の支出と収入と利益がいくらだたのかを把握しておくくらいはしてください。赤字が続くともちろんお店は閉じなければいけません。でも、数値を把握しておけば事前に対策を立てることができます。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
 

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