あなたはチラシはデザインが綺麗であれば、
反応があったり、
お客さまが来店すると思っていますか。
もし思っているのであれば、
それは大きな間違いをしています。
お客さまは、チラシのデザインを
見ていいか悪いかは決めていません。
お客さまが判断するのは、
「このチラシは私の悩みを解決してくれるのか」とか
「このチラシは私にどんな得があるのか」です。
そこにデザインがどうこうというものは
入っていません。
デザインの良し悪しではない
チラシを作成する時、
以前の私は広告代理店に頼んでいました。
それは何の疑いもなくです。
疑うことすらしていませんでした。
と言っても広告代理店が悪いわけではありません。
チラシのデザインが良ければ売れると思っていたのです。
ですが、残念ながらデザインの良し悪しでは
あなたの商品やサービスは売れません。
広告代理店やデザイナーは、
あなたの商品やサービスを売るプロではありません。
広告代理店は広告枠を取るのが仕事であり、
デザイナーはデザインを考えるのがプロです。
なので、そこに売れるかどうかということは、
その人達には関係がないんです。
前のブログにも言いましたが、
この方達は売るための知識を持ち合わせてはいません。
それにお客さまもデザインが綺麗だから
来店するとか購入しに来るということではないのです。
では、お客さまはどうしてあなたのお店に来たり、
商品やサービスを購入するのでしょうか。
お客さまはこんなことを思っています
お客さまは、あなたの商品やサービスが、
私の悩みを解決してくれるのかとか、
あなたの商品は私にどんな得があるのかを知りたいんです。
そこにチラシのデザインは関係ありません。
あなたが売り手の考え方を押し付けようとすると
デザインがとか、金額がとか思うかもしれません。
しかし、お客さま自体は、
あまりそんなことは考えていないものです。
あなたも売り手側ではなく
買い手側である一面もあるはずです。
その時どういうような気持ちや思考で
商品やサービスを購入しているのでしょうか。
そこら辺を紐解いてみると売り手側になっても
何が必要で何が必要でないのかということは
分かってくると思います。
大切なのは誰に・何を・どうやってである
チラシを作る際は、
どんなことを考えればいいのかというと
見た目や外観よりも、誰に当てたチラシなのか。
何を提供したいのか。
どうやって情報を届けるのかという3つの事を
考えればきっとうまくいくはずです。
ここではあまり詳しくは説明しませんが、
誰に何をどうやって伝えるということは、
デザインをどうするかということよりも大切なことです。
これは商品やサービスを売る時の最重要事項です。
これを飛ばしてデザインの話をするのは間違いです。
もし広告代理店やデザイナーなどに
チラシ作成を頼むのであれば、
この3つを確定させて、ラフプランなどを作成して、
作成依頼するのであればいいかもしれません。
それも次の項目のことを考慮して
チラシ作成の依頼をしてください。
デザインは他と比較して決める
あなたがチラシを作成する目的は何でしょうか。
あなたの商品やサービスを
購入してもらうためだと思います。
購入してもらうためには、
その作成するチラシにお客さまが
目を通してもらわないと始まりません。
そして、目を通してもらうには
目立つチラシであることが必要になります。
目立つということは、
何と比較して目立つのかということを
考えてみてください。
例えば、作成したチラシを
新聞折込みとして配布する場合、
ライバルはその他のチラシになるわけです。
新聞折込みに入れられるチラシは、
スーパーだったりホームセンターだったり
家電量販店だったり飲食店だったり
色々とあると思います。
そのライバルたちより目立つには
どうしたらいいのかということを考えなければいけません。
そのライバルたちが基本的に
どういう形のチラシを折込んでいるのかを
リサーチする必要があります。
そのリサーチした結果として、
チラシのデザインなどが決まってくると思います。
あなたはどう思いますか。
他のチラシが写真などをふんだんに使った
カラーの印刷であれば、
綺麗なチラシでは目立つことができるでしょうか。
であれば、黒い単色のチラシとか、
赤1色刷りチラシとかわざと
写真を使わずにやるとか、
紙の厚みを変えるとか、
そういうことを駆使して他のチラシよりも
目立つという行為をしなければ
あなたのチラシに興味を示してくれません。
最後に
デザインを軽視しているわけではありません。
あくまでもチラシや広告を考える場合、
デザインを第1に考えるものではないと言っているのです。
優先事項で言えば、後の順番になってくるはずです。
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