チラシにとって大切なものはデザインだと思っている方、
結構いらっしゃると思います。
そういう方は、
だいぶ広告代理店さんに広告費を
貢いでいるんだと思います。
その費用対効果はきちんと取れているでしょうか。
疑問に思うところです。
お客さまにとってチラシのデザインというのは、
そんなに重要視している部分ではありません。
それでは、
お客さまが重要視しているのは何なのか?
大切なものはキャッチコピー
チラシなどを見るお客さまが
重要視している部分は何なのか。
お客さまは、「自分に何か得があるのか」
ということを意識しながら
見ているということです。
基本的に得がないチラシを見たり、
商品やサービスを購入するということはありえません。
なので、お客さまは、自分にとって得があるのか、
ないのかを判断しています。
お客さまは、チラシの中で1番最初に目に入る。
チラシのトップ部分にあるキャッチコピーで、
チラシの下の方を見るかどうかの判断をしています。
だから、チラシのトップにあるキャッチコピーで、
お客さまは私に関係があるのか、
関係がないのかを判断しています。
そのキャッチコピーの部分で、
お客さま自身が得だと思うとか。
私のことを言ってるのと思わせることは大切です。
よくこの部分に○○キャンペーンとか
大感謝祭とか書いているチラシを見にします。
それでは、お客さまは反応しません。
もし反応するお客さまがいるとすれば、
キャンペーンとか大感謝祭とかのことをお客さまは、
安売りとイメージしていると思うので、
安さ重視なお客さまが興味を示します。
そういうお客さまの来店でも良いければ
そういうキャッチコピーでいいと思います。
キャッチコピーよりターゲット
チラシのトップ部分にあるキャッチコピーが大切です。
ということを前の方でいいました。
実はそれよりも大切なことがあります。
それが、どういうお客さまに来てもらいたいのか。
というチラシのターゲットが一番大切なことです。
ほとんどの方は、チラシを作成する時、
商品やサービスありきで考えてしまいます。
しかし、本来であれば商品やサービスよりも
ターゲットを最優先で考えるべきなのです。
誰に来てもらいたいのかという
ターゲットが決まっていないのに、
商品やサービスは本来決められません。
ターゲットが決まってから商品やサービスは、
これがいいという感じで決まります。
ターゲットが決まれば、
そのターゲットが何を考えているのか。
どんな言葉がを使っているのか。
どんなことに悩んでいるのか。
どんな場所に行っているのか。
色々と考えることができます。
マーケティングを知らないほとんどの方が、
間違ったチラシ作りをしているのです。
デザインはどっちでもいい
先ほども言いましたが、
お客さまは自分に何か得があるのかということを
意識しながらチラシを見ています。
なので、チラシのデザインというのは、
ほとんど関係がありません。
キレイだから見てもらえるとか。
キレイだから問い合わせがあるとか。
キレイだから商品やサービスを
買ってもらえるということはないんです。
逆に当日折込んであるチラシの中で、
目立つチラシであれば
お客さまに見てもらえるかもしれません。
その目立つの意味ですが、
折込んである他のチラシが、
みんなキレイな絵や写真を使っているチラシであれば、
デザインのキレイなチラシを
折込んでも目立つことはありません。
そんなキレイなチラシの中で汚いチラシ、
例えば、手書きのチラシとか、
黒一色・赤一色とか、
他のチラシよりもいろんな意味で目立つチラシであれば、
お客さまの目に止まります。
なので、チラシのデザインはキレイである必要はないです。
デザイン自体で、
そのチラシの良し悪しが決まるわけではありません。
最後に
勘違いしないでいただきたいのは広告を作る場合、
デザインはどうでもいいと
言っているわけではありません。
いろんな諸条件を鑑みてどうするのかを
考えればいいのであって、
是が非でもキレイなチラシにする。
必要がないということです。
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