お金が必要なら既存顧客を狙え

お金が必要なら既存顧客を狙え マーケティング
お金が必要なら既存顧客を狙え
 
例えばの話、今月初めに今月終わりに大きい支払いがあるから少しまとまったお金が必要だといった時、そのお金をどうやって用意しますか。支払いができる現金が口座にあるのならいいでしょう。それまでにお客様が商品を購入してくれるのが確実であればそれもいいでしょう。でも、足りないのであれば何とかしなければいけません。そんな時あなたはどういう対応をしますか。こんな時のために日頃から既存顧客との絆を大切にし、そして良好にしているとその既存顧客に提案することでその提案に答えてくれます。今日の話は、少し気分を悪くするかもしれませんので、覚悟が無い方はこの先を読まないようにしてください。
 

新規集客より既存顧客に買ってもらう

お金がすぐに必要であれば既存顧客にリピートしてもらうのが一番手っ取り早いです。既存顧客というのは、1回以上あなたから商品を購入している方ですので、あなたとあなたの商品のことを知っているということです。この知っていることというのは、大きなアドバンテージがあります。昨日の最後に少しだけお話ししましたが、新規集客はマーケティングの世界では、既存客に再度購入してもらうのにかかるコストの5~10倍のコストがかかるといわれています。
新規のお客様はあなたのことを知らないので行動するまでに時間がかかるのと行動してくれるまでお金がかかってしまいます。その反面、既存顧客は先にも話したようにあなたのこととあなたの商品のことを知っているので、その既存顧客がリピートに値すると判断すればこちらの提案に反応してくれます。なので、もし資金繰りがとか資金がいち早く必要だということであれば、新規集客よりも既存集客をした方が効率は良いはずです。
 

既存顧客との関係性が重要

ここで問題があります。あなたは、1回でも購入したお客様との関係性を良好にするために何か行動を起こしていますか、また、関係性が深まるような仕組みを実践されているでしょうか。いままで、何もしていなかったその既存顧客に提案をしても購入した時から期間が空いていると新規のお客様と同じような状態になっているかもしれません。
言いかたはすごく悪いですが、お客様があなたの預金通帳になるようなつながりを常に作っておいた方が良いと思いませんか。あなたが今月資金がいくら必要と感じた時につながりを持った既存顧客に提案をして、その資金を既存顧客に出してもらうという考え方です。あなたはそうするために何をしたらいいのでしょうか。既存顧客との絆をどうしたら良好に保てるのか。また維持できるのかを考えるのもあなたの大切な仕事です。
 

価値ある提案とその関係性

勘違いしないでください。こういう言い方をすると搾取するとか悪いことをしている感覚になる人がいますが、それは、あなたがお客様から取ることばかりに注目しているからです。お客様はそんなにバカではありません。お客様はいくら知っている人から買うにしても価値を感じなければお金なんて出しません。だから、既存顧客が価値を感じて、お金を支払ってもらえるような提案や関係性を作る必要があります。これは言うほど簡単ではありません。でも、こうなるように実践しないと今日言ったようなことはできません。
 

最後に

今日は、既存顧客の話を中心にお話ししていますが、もちろん既存顧客だけを集客すればいいというものではありません。既存顧客への提案をしながら新規集客もするそれで商売が健全な状態で維持できるのです。それにしても、あなたは、今日話した既存顧客の情報をキチンと整備していますか。せめて、住所録くらいは整備してほしいものです。本来は住所録の状態では、先に話した預金口座にはなりません。既存顧客を預金口座にするくらいの情報とは、
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?

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