人通りの少ない場所への集客

人通りの少ない場所への集客 マインドセット
人通りの少ない場所への集客
 
人通りが少ない場所にお店がある場合は、店頭看板やA型看板などでは集客できません。お客さまを集めるには、その通りにお客さまを集めるか。そのお店に興味のあるお客さまにアプローチするのか。2つの選択肢があると私は思います。通りにお客さまを集めるということはなかなか難しいので、比較的簡単な人通りの少ないお店でも、そのお店に興味のあるお客さまに来店してもらう方法をお話ししたいと思います。
 

立地が全てではない

お店のある場所で売上げや利益率などが決まるわけではありません。立地が良いからお客さまがよく来店されるとか、立地が悪いからお客さまが来店しないとかということもありません。ここで、ほとんどの方が間違っているんです。お店の立地が全てではないということです。売上げの上がっていないお店のオーナーに、その理由を聞くと立地が良くないとか、場所が良くないとかそういうことを理由として話す方は、8割以上いるんではないでしょうか。私たちの今までの教育や環境の中で立地が良くないと繁盛しないという既成概念的なものを植え付けられちゃっています。本来の理由はやることをやっていないだけなのに、立地が悪いという理由付けをしてしまうんです。
 

アピールすること

前項でお話ししたやることをやっていないということですが、そのやることというのはお店のアピールをするということです。平たく言うと宣伝広告をするということですね。立地を理由とされる方は、それを言い訳にしているという方が多くいらっしゃいます。それを理由に宣伝広告をしていないんです。どうせ人通りが無いし、こんなところにお客さまなんて来ないという、今までの経験上でそう思ってしまうんです。確かに人通りの少ないお店で、店頭看板やA型看板・ブラックボードなどを店頭に出していても、それに反応する人は少ないかもしれません。当然、人通りが少ないんですから、その結果は予想されるものなのかもしれません。しかし、宣伝広告するということは店頭に看板などを掲げるということで終わりではありません。人通りの少ないお店でも、そのお店の商品やサービスに興味を持って頂けるお客さまは必ず存在しているはずです。そういう方に来店していただく宣伝方法を取るべきです。
 
あなたのお店の商品やサービスに興味を持っていただけるお客さまが、存在しないのであれば需要と供給が結びついていないということです。それでは、そこでお店をやること自体がナンセンスです。あなたのお店が必要とされていないのであれば、いつまでもやっていてもしょうがないです。事業転換をするのか。お店を辞めるのか。判断は早い方がいいでしょう。これは問題外だことです。
 

具体的な宣伝広告の方法

人通りの少ないお店でも、そのお店の商品やサービスに興味を持っていただけるお客さまは必ず存在するはずです。という話をさせていただきました。そういうお客さまにアプローチすることができれば、人通りの少ないというか、立地が悪いからという理由で、お客さまが集まらないということはなくなります。今までは、ただ単にそういうお客さまにアプローチしていないからお客さまが来なかったんではないでしょうか。それに宣伝広告の方法は色々あるはずです。
例えば、皆さんがすぐ思いつくのは、
新聞の折込み広告だったりします。
でも、これだけではないはずです。
地域のタウン誌やローカル新聞、
フリーペーパーだったり、
あなたのお店のターゲットが行ったりしている他のお店に置きチラシをさせてもらったり、
既存のお客さまの分布状況を分析して、多く来ている所にポスティングをしてみたり、
ターゲットが多く住んでいそうな所にもポスティングということもできます。
後は、プレスリリース何なんかも有効な手段でしょう。
後は、ブログや SNS などをうまく利用して、情報を発信することもできるはずです。
最後になりますが、一番は既存のお客さまにご紹介していただくか、口コミを発生させるための施策を打つということもいいと思います。いま簡単にあげただけでもかなりの集客の方法があります。これを端から実践すると今までと来客数が同じということはないです。あとは、やるかやらないかだけです。ちなみに、この施策は
人通りが少ないお店でなくても効果はあります。
 

最後に

人通りが少ないことをデメリットとして認識するか。メリットとして認識するか考え方によって全く思考が違ってきます。人通りのなさをメリットにして、広告宣伝することはとても有効なことです。是非、今の環境で素晴らしいことを拾い出してそれをアピールの1つにしてください。
 
 

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