商売を数字で把握しているか?

商売を数字で把握しているか? マーケティング
商売を数字で把握しているか?
 
月に何人のお客さまが来店したらあなたは売上に満足できますか。この答えに答えられる人は、ある程度の数字を把握している人だと思います。この質問の時に「なるべくたくさん」と、わけのわからない答えをしている商売人の人は、何よりもあなたの商売を数字で把握できるように今すぐしてください。商売をやっているのに数字が苦手とか数字が嫌いとか言っていられる状態ではありません。自分で商売をやるのであれば数字は嫌いでも苦手でも把握しておかなければ商売自体が継続していかなくなります。そんな中で今日の質問ですが、これはあなたの商売を数字で把握できているのかの質問になります。今日そのことを詳しくお話しします。
 

売上げは3つの数字の掛け算

売上げを上げるためには、3つの数字を上げればいいだけです。その3つの数字とは、客数・客単価・購買頻度です。私みたいなリフォームとか購買頻度がそんなにない商売に関しては、客数・客単価の計算でもいいです。売上げを上げるための公式はこの数字の掛け算でしかありません。なので、売上げを上げるのも考え方は簡単です。客数を増やすのか、客単価を増やすのか、購買頻度を増やすのか、それとも2つの数字、3つの数字をまんべんなく増やすのかということです。それぞれ得意なもの不得意なものがあると思いますが、この数字を増やすだけで前月の売上げを超えることが可能になります。
 

目標を立てることで数字に強くなる

商売人であるあなたは毎月売上げの目標なんて決めているでしょうか。もし決めていないという方は決めた方がいいです。決めていない理由は様々あると思います。目標を定めるということは、行動のモチベーションと理由を与えてくれます。それにきちんとした目標を定めるには数字の把握が必要になります。なので、苦手な数字の克服にもつながります。
目標を立てる方法はいろいろとありますが、私がおススメする方法は逆算するということです。詳しい目標の立て方はまたの機会にしますので、今日のところは大まかに話します。
 

目標は逆算して立てるもの

逆算するということは、支払いから追っていくということです。まずは、あなた自身の生活費とテナントの賃料や光熱費・人件費などの固定費を計算します。生活費や固定費は月毎に集計をしていればデータが取れますので大まかな数字は把握できると思います。後は販売管理費ですが、ここが一番重要なポイントになります。主な項目は広告費になります。
広告費はいくらかければいくらの売上げになるのかある程度数値化できていれば計算も簡単なのです。ですがそこまで精度の高い広告を作るには結構な時間がかかります。なので仮説を立ててという話になります。 生活費と固定費と広告費などの販売管理費で月の支出になります。 それを上回る売上げを上げることで赤字を回避することができます。売上目標の最低ラインをここに設定し、最高ラインを自分の望む売上げに設定します。最低ラインの売上げを上げるために広告費が、その設定でクリアできるのかの検証をしてあとは微調整します。この時にこの媒体にいくらかけたら売上げがいくらで、違う媒体にいくらかけたら売上げがいくらという広告媒体による反応が数値化できていれば簡単に逆算ができます。言うのは簡単ですみません(笑)
 

売上げを達成するために

設定した売上げを達成するために何人のお客さまを集めて、何人のお客さまを成約して売上げをいくらあげられるのかというのを計画します。そのためには、どんな広告の媒体にいくら販売管理費の予算を使うのかということを計画します。そして、月の売上げに上げるにはその実施をいつ行うのか?準備はいつから始めないといけないのかは自然と計画されていきます。こうすることであなたの行動が計画されていきます。あなたが何をやっていいのかわからないということは何も決めていないので何をやっていいのかわからないのです。数字を把握しようとするだけで、これだけのことができるようになります。
 

最後に

これを実現するためには常に数値の測定をしてデータを取り続ける必要があります。これを繰り返していると自然と数字には強くなっていくと思います。商売人であればこれが普通であって、自分の商売の数字を把握していないのは非常識だと思ってください。それはあなたに関係しているいろいろな人に迷惑をかけることにもつながります。
 
今までと同じ行動をして違う結果は出ません。
あなたは売上げを上げるために何を変えますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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